こんにちは、DSKです。
今朝起きたら机の上に僕宛ての封筒が置いてありました。なんだこりゃ?って思って裏を見たら差出人は妻。何か細長い物体が入っているのが分かります。
これはもしや…
ピーンときました。
封筒を開けるとそこには陽性判定の出た物体が…妻の妊娠が確定した瞬間でした。うおおー!
4月から不妊治療を開始していた
実際に治療を開始したのは7月からなのですが、2022年の4月から不妊治療が保険適用になると聞いていたので、検査は4月に入ってからすぐに受け始めていました。
男性は精子の量と質の検査、女性はスゴい沢山の検査項目があります。詳しい事は分からないですが血液検査で沢山の項目を調べられていました。不妊の原因は男性側にも50%程度問題があるらしいのでしっかり検査を受けておくと安心出来ますよね。
お医者さんに見てもらうより大分精度は落ちてしまいますが、男性に有名な「TENGA」がスマホで確認出来る精子観察キット『TENGAメンズルーペ』を発売しています。僕も一度使った事があるのですが、30分程度で手軽に自分の精子の状態を観察することが出来ます。
勿論ちゃんとお医者さんに見てもらった方が良いのですが、目安として知っておくことが出来るのと、自分の精子が泳いでる姿を見る機会って滅多に無いので面白いですよ笑
ご興味がある方は下のリンクからどうぞ。
検査には実際どれくらいかかるの?
僕達夫婦の場合は双方共に問題無しとの事でしたので、検査段階はまずクリア出来ました。治療開始までにかかった検査費用の合計は
- 僕が12000円程度
- 妻が5万円程度
だったと思います。レディースクリニックに行く機会って滅多にないので毎回とても緊張しました笑
不妊治療の種類
これ僕も知らなかったんですけれど、保険が適用される不妊治療には3つの段階があります。保険適用が可能な年齢制限(胚移植は女性が43歳未満)や、第1段階から順に治療を行わないと保険が適用されないなどの制約はありますが、条件を満たせば高額な治療費に保険が適用されるのは助かりますよね。
第1段階:タイミング療法
第1段階はタイミング療法で、医師が排卵日を計算し、そのタイミングに合わせて性行為をするというもの。この時点での治療費は月6000円弱です。僕達は幸運にもこの段階で妊娠検査薬で陽性反応が出ましたが、ここがうまくいかないと次の段階に移ります。
第2段階:人工授精
第2段階は人工授精で、子宮内に精子を確実に届ける為に排卵日付近になったら別途採取した男性の精子を器具で注入するというもの。人工授精では子宮内に確実に精液を注入出来る為、EDや夫婦の時間が取れない方達には特に効果的な治療方法になるそうです。
こちらの治療費は保険適用後、1回5~6000円程度になります。
第3段階:胚移植
第3段階は胚移植で、卵子を取り出して受精させて子宮内に戻すといったもの。僕は人工授精=胚移植だと思っていました。いやー知らなかったなぁ。
保険適用ですと3割負担になるので、スゴく高そうなイメージの胚移植も15~20万程度で行えるみたいです。保険適用の条件は女性が43歳未満という制約があるため、42歳以下の方しか適用されません。(保険適用される胚移植の回数は40~42歳で最大3回まで、39歳以下は6回まで)
胚移植の採卵について調べた時はゾッとしましたね…。(参考:セントマザー産婦人科医院)
女性器に器具を挿入し、体内を貫通して卵子を取りにいくそうです…。静脈麻酔の選択肢もあるそうですが絵を見ているだけで痛そうでムズムズしてしまいます…。
保険適用のデメリット
お医者さんからは初回診察時に保険適用にもデメリットがあると説明を受けました。
それによると保険適用外の薬を使うと高額になるという点や、保険治療になる為どうしても治療が画一的になってしまうという点、治療計画を作成し第1段階から治療を行っていく必要がある為、今すぐ胚移植を行いたい方などは保険が適用されない点などになるそうです。
妊娠は奇跡
40歳での自然妊娠の確率は5%程度だそうです。ガリガリくんの当たりが出るのが4%なので、それよりちょっと高い位ですね…。そう考えると確率としては狭き門になります。
4月の時点で僕達は、胚移植ってタイヘンそうだしお金もかかるし人工授精までにしておこうかって話していました。ですが5%なんて引ける気がしないですし、やはり出来る限りの事はしたいと最近心変わりしていて、ここ数日胚移植について調べていた所での陽性反応でした。
二人共びっくりでした。僕は根拠もなく今月はイケる!と思っていましたが笑
出産までは更に壁がある
妊娠はここからが山場です。まだ妊娠検査薬の陽性反応は受精して「どこかに着床したっぽい」という状態でしかありません。妊娠の週数は最終月経開始日の2日後を起点に計算するそうです。
最初の壁:生化学流産 妊娠4週目~6週目
妊娠検査薬の結果は陽性だったのにも関わらず正しく生育出来ない等の理由で流産となってしまうケースがあります。こちらは13~23%の確率で発生するそうです。(参考:亀田IVFクリニック幕張)
第二の壁:子宮外妊娠 妊娠4週目~
本来子宮に着床すべき受精卵が子宮外(主に卵管)に着床してしまう事象の事です。発生確率は1%程度らしく、手術をしないと母体の命に関わる事象になります。(参考:心斎橋駅前婦人科クリニック)
第三の壁:早期・後期流産 胎児心拍確認後~12週目、~23週目
胎児の心拍が確認出来た後に流産が発生する可能性が5%程度になるそうです。こちらの確率は年齢と共に上がり、12週を経過すると殆どの年齢で10%以下になるそうです。(参考:徐クリニック)
早期流産のリスクがある週数を超えると、後期流産の可能性が1%台で23週目まで続くそうです。
他にもありそうだけどまだ調べきれていない
僕達夫婦は超高齢の初産ですし、少なくとも安定期まではひたすらオロオロしてしまう日々が続くでしょうね…。40歳での出産で子供に障害が出る確率は1/53と無視出来ない確率になっていますし。(参考:ヒロクリニック)
僕自身が後悔しない為にも、妻の心と身体の為にも、出来ることはなんでもしようと思っています。ぶっちゃけブログなんて書いてる場合なの?って気もしますが…笑
とにかく無事に40週が経過して、母子共に元気でいてほしいです。今僕は心からそれを願っています。
不妊治療・妊娠・出産については男性も学ぶべき
これは僕が勝手に思った事ですが、不妊治療についても妊娠や出産についても男性側も学ぶべきです。前回はまだ若かった事もあり妊娠に関するリスクも低い年齢だったので、勉強はしていたものの間違いなく知識が少なかったと反省しています。
男性はどんなに頑張っても子供を産む事は出来ません。せめて大切な奥さんと産まれてくる子供の為に、出来る限りのサポートをしてあげたいですよね。
人生計画の見直し
僕達は地方移住を計画していましたが、今回の妊娠発覚によって移住は延期することにしました。
まとめ
とにかく今は目の前の妻の妊娠に向き合おうと考えています。
今回は完全に自分達の現状と方針をまとめただけの内容になりますので、あまり人様のお役に立てないかもしれませんが、気持ちがふわふわして落ち着かないので自分の為にも記事にまとめました笑
この次の記事は5週目の妻の様子と自分達に出来ることをまとめた記事になります。よかったらご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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