こんにちは。DSKです。
2022年7月、妻Matchの強い要望でイタリアへ新婚旅行へ行って参りました。
9泊12日の旅行で全て個人での手配になります。2022年時点での最新の情報や、実際に役に立った事等をまとめます。
ちょっと長くなってしまいましたので、今回は旅行準備編①で、旅行に行くことになった発端から、旅程を組むまでについてです。出発前に準備した事については旅行準備編②をご覧ください。
事の発端
2022年5月頃より外務省の渡航制限が緩和された事もあり、また日本以外の世界各国の入国審査も大幅に緩和された事もあって、GW辺りからハワイへ行く人が増えたニュースを目にしていました。それを受けて旅行好きの妻Matchが突然こんな事を言い出しました。
新婚旅行いぎだい
えー、でも今結構リスク高いよ~
いぎだい…
ハイ
円安・インフレ・情勢不安・コロナなど不安要素がありすぎて気乗りしなかったのですが、妻に甘い男DSKなので断る事は出来ませんでした…笑
これが5月22日頃。6月1日よりサーチャージの大幅値上げが決定していた為、9日以内に行き先とフライトを確定させなければなりません。僕達は大慌てで調査を開始しました。
第一候補はハワイ
最初候補に挙がったのはハワイ。しかし円安と過度のインフレの影響でホテル相場が10年前の2倍程度まで高騰していました。なにこれ?なにかのギャグ?って位高い。勿論行けない事はない金額ですがさすがにハワイでこれは高過ぎる…。
具体的に言うと、以前$500/週程度だったアパートメントすら$1000/週くらいかかります。10年前はStudioのコンドミニアム1ヶ月の家賃が$1100だったんですけど…。
これはちょっと高すぎる…この期間ハワイに行くのと同じ費用でヨーロッパ行けちゃうじゃん…。
…あれ?ヨーロッパ行けば良くない?
という流れでイタリアについて調査を始めました。
イタリア旅行も大して費用が変わらないという現実
仮で見積もってみた結果、なんとイタリア旅行でも旅行費用に大きな差がないという結果が出ました。
どうせお金がかかるならイタリア行っちゃうか!という流れで、旅行先が確定しました。
念の為旅行会社に行って話を聞いてみる事に
最大の懸念点は帰国72時間前PCR検査と現地でコロナに感染してしまう事。その際のフォロー体制が手厚いならツアーの方が良いよねという結論に到り、HISとSTWという2社にお話を伺いに行きました。
結論から言うと、2社共個人旅行としての手配は可能ですが、ツアーとしての催行は現時点で出来ませんとの回答でした。
つまり何かあったら自己責任。現地支社がサポートはするけど表向きは旅程を組む事しか出来ないという事なので、あまりメリットは感じられなかった為、結局自分で全て手配する事にしました。
フライトを予約
まずはフライトについてトラベルコ、SkyScanner、SkyTicketなどの格安航空券検索サービスで、以下の全ての条件で検索し最安チケットを探しました。(僕達の条件ではどのサービスを利用しても値段は同じでした。)
往路
候補の3日間のいずれかに東京(成田or羽田)発
到着空港はミラノ、ヴェネツィア、ローマのいずれか
復路
出発空港はミラノ、ヴェネツィア、ローマのいずれか
候補の2日間のいずれかに東京(成田or羽田)着
この54パターンのフライトのマトリクス作成し比較しました。この時点ではイタリアへの直行便が存在しなかった為、乗り継ぎ便の中から探していました。当初候補として挙がっていたのはEtihad航空、Emirates航空、Turkish航空です。
当時のそれぞれの航空会社のメリット・デメリットを比較
Etihad航空
エティハド航空のメリット・デメリットは以下になります。
メリット
デメリット
Emirates航空
エミレーツ航空のメリット・デメリットは以下になります。
メリット
デメリット
Turkish航空
トルコ航空のメリット・デメリットは以下になります。
メリット
デメリット
結局Turkish airlinesを選択
僕達は羽田発着で余裕を持った乗り継ぎ時間を選べるトルコ航空にする事にしました。
またトルコ航空はイスタンブール空港↔イタリアへの便数が多い為、往路で東京→イスタンブール間が遅延し乗り継ぎに失敗した場合も次の便でミラノに行けそうで、復路も早めにイスタンブールに着くフライトにしておけば確実に帰ってこれそうだと、往復どちらも安全策を取れた事が決め手になりました。
以下のフライトを選択し、金額は2名で345,446円でした。(航空券販売元:サプライス)
往路:
東京・羽田空港22:05発
ミラノ・マルペンサ空港09:50着
復路:
ローマ・フィウミチーノ空港15:25発
東京・羽田空港 翌19:20着
詳細な日程を決定
妻が行きたい場所ややりたい事を列挙して貰って調整した結果、以下の日程になりました。
- 0日目機中泊
羽田発
- 1日目ミラノ泊
ミラノ・マルペンサ空港着
- 2日目フィレンツェ泊
ミラノからフィレンツェへ新幹線で移動
- 3日目フィレンツェ泊
- 4日目ヴェネツィア泊
フィレンツェからヴェネツィアへ新幹線で移動
- 5日目ヴェネツィア泊
- 6日目ナポリ泊
ヴェネツィアからナポリへ飛行機で移動
- 7日目ローマ泊
ナポリからローマへ新幹線で移動
- 8日目ローマ泊
- 9日目ローマ泊
- 10日目機中泊
ローマ・フィウミチーノ空港発
- 11日目帰国
羽田着
今見返してもかなりキツい旅程になってますね…笑
都市間の移動手段を予約
フライトが決定したら都市間の移動手段を調べて予約しました。Omioというヨーロッパや北米の鉄道、バス、航空券の時刻表や移動手段・金額・時刻が一括で検索出来るサービスで調べました。
イタリアの主な移動手段は電車
イタリアの主な移動手段は電車とバスになります。
以前は遅れて当然のイタリアの鉄道だったそうですが、現在は大分改善され概ね定刻、ちょいちょい10分遅れ、たまに30分以上の遅延、ストライキに当たったらご愁傷さま、みたいな感じになっており、大きな都市間の移動は新幹線での移動が主流になっているそうです。
イタリアの新幹線は結構プロモーションを行っていて、早めに予約すると信じられない位安く座席が予約出来たりします。僕達の最安はフィレンツェ→ヴェネツィアという300km近い距離のチケットを一人2626円(€18程度)で購入出来ました。イタリア旅行の旅程が確定している場合は早めに予約すると安く座席が買えますよ!
新幹線の乗り方もカンタンで、プラットホームに入る際に求められた場合と車掌さんが回ってきた際に、印刷しておいたバウチャーか鉄道会社のアプリでQRコードを表示するだけで大丈夫です。ヨーロッパの鉄道旅行に憧れている方なんかは特に楽しめると思います!
新幹線は国鉄のTrenitaliaと、私鉄の.Italoがあり、英語が読めれば予約出来ます。英語がニガテな方はOmioで日本語での購入が出来ますのでそちらを利用した方が安心かもしれません。僕達は真っ赤な車体から「フェラーリ特急」の異名を持つ.Italoを利用しました。座席も広く快適で全く困る事はありませんでした。
1箇所だけLCCを利用
ヴェネツィア→ナポリの移動は電車だと5時間かかるので、ここだけは飛行機で行くことにしました。利用したのは悪名高きRyanAir。ローコストキャリアの代名詞にて評判最悪の航空会社です。予約した後不安が募りすぎて徐々に後悔していったのを覚えています笑
ホテルや観光・PCR検査などを手配
ホテルに関してはExpedia、agoda、Booking.com、その他現地宿泊施設の直営サイトなどを駆使して予約し、観光施設の入場券などは各施設の公式HPで予約しました。実際に宿泊したホテルや観光施設については新婚旅行中の記事に書きましたので、よろしければそちらをご覧ください。
2022年9月7日からワクチン3回接種者は免除される予定の72時間前PCR検査については、散々調べた結果「アーモイタリア」さんの検査が二人で€235と破格だった為、こちらでお願いしました。(相場は一人€300~)
PCR検査はとても親切に対応して頂き、またイタリアについて分からない事を質問掲示板で聞くととても丁寧に調べて教えてくださった、今回の旅行において救世主の様なサイトでした。心の底から感謝しています。アーモイタリアさん、ありがとうございました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
普段の旅行であれば今回の記事で大体十分だと思いますが、コロナ禍である点や、英語圏ではない点を考慮し、出発前の準備も相当念入りに行ってきました。
出発前にこれだけ準備しておけばまず大丈夫って内容の記事を旅行準備編②にまとめましたので、よろしければご覧ください!
ブログランキング参加しています!
励みになりますので面白かったらポチッとお願いします!
にほんブログ村
人気ブログランキング
FC2ブログランキング