【新婚旅行】2022年7月イタリア旅行 花の都フィレンツェ2日目編

新婚旅行
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こんにちは。DSKです。

2022年7月、妻Matchの強い要望でイタリアへ新婚旅行へ行って参りました。
9泊12日の旅行で全て個人での手配になります。
(旅行の準備についてご興味のある方は旅行準備編①旅行準備編②をご覧ください。)

前日のフィレンツェ観光に引き続き、今回は旅行3日目のフィレンツェ市内観光2日目についてまとめました。

旅行の準備についてご興味のある方は旅行準備編①旅行準備編②をご覧ください

旅の予定

イタリア旅行3日目の旅程になります。実際の旅行では予定を一部変更しています。

3日目 フィレンツェ
  • 6:30
    起床
  • 7:28
    サンタ・マリア・ノヴェッラ駅→ピサ中央駅
  • 8:34
    ピサ中央駅着
  • 9:00
    ピサ観光
  • 10:00
    ピサの斜塔入場
  • 11:30
    ピサ中央駅→フィレンツェ サンタ・マリア・ノヴェッラ駅
  • 12:33
    フィレンツェ サンタ・マリア・ノヴェッラ駅着
  • 14:15
    フィレンツェ ドゥオモ クーポラ入場
  • 17:00
    アカデミア美術館

ピサの斜塔を見に行こう

朝ごはん

作ったサンドイッチとヨーグルトで朝ごはん
作ったサンドイッチとヨーグルトで朝ごはん

この日は朝からピサに行く予定です。前日スーパーで買ってきたヨーグルトと、パン・ハム・サラダを使ってサンドイッチを作って、ベランダで朝食を楽しみました。

イタリアのヨーグルトブランドは全く知らないので適当に買っていたのですが、YOGURT CREMOSOってヨーグルトのはどれも美味しかったです。チョコレート味だけイマイチだったかなぁ…。

Match
Match

贅沢ですねェ~~

ご満悦の模様です。かわいい(惚気)

ピサのチケットは準備済

僕達はピサの斜塔入場(10時の時間指定)+周辺の全建造物の入場パスをピサの斜塔公式サイトで購入しました。一人€27です。

こちらもイタリア旅行でおなじみのGetYourGuideでも日本語で購入可能です。また現地オプショナルツアーを取りまとめているVeltraでは、ピサとルッカの1日バスツアー iconなどもあります。

この記事を書いている2022年8月時点ですと、日本語のツアーガイドを選択すると少しお値段はしますが、これから日本人観光客が増えていけば値段も落ち着いてくるのではないかと思いますし、なにより確実にピサまで行けるのは大きなメリットだと思います。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅で不穏な空気を察知

Omioで調べて、7時28分サンタ・マリア・ノヴェッラ駅発の電車でピサに行こうとしていたのですが、なにやら駅構内に不穏な空気が漂っています。

プラットフォームに入らず電光掲示板を見ている人がヤケに多いんです。なんだなんだ?と僕達も電光掲示板を見てみると、運行のキャンセルと遅延が出まくっていました。

え?なにこれどういうこと?と、意味が分からず脳がバグります。乗る予定だった7時28分発の電車にもCANCELLATOの文字が…イタリア語は分かりませんが、さすがにこれは察しました。これは…キャンセルって意味だな!

キョロキョロしていると、どこかでSkrikeって文字が見えた気がしました。

「スト・・ライキ・・・?」

あれ?これってもしかしてピサ行けないってこと???

代替案を考える

パッと思い付く選択肢として3つの方法が思い付きました。

  1. 出発しそうな電車に乗る
  2. バスを探す
  3. 諦める

諦めるにはまだ早いと思った僕達は出発しそうな電車を探す事にしました。

トラブルを考慮して塔の入場時間を10時に指定していた為、少し位の遅れならどうにかなるかなーと思っていたのです。この時は…。

この考えが甘かったです。イタリアを甘く見ていました。

電光掲示板で間に合いそうな電車を発見

勢い余って購入した往復チケット
勢い余って購入した往復チケット

7時53分発のピサへ行く電車が20分遅れで出発するみたいだったので、とりあえず往復のチケットを購入しました。二人で往復€35.6

プラットホームも決まっていて電車もいたので、いやーこれで行けるねーって待っていたんです。他のお客さんもいっぱいいました。

ところが。

20分経過し何も無し。
30分経過した所でDelay:80mに変更。

は?え?

もうその時間に乗っても間に合わないんですが…。それに往路でここまでトラブルが起きてるとそもそもフィレンツェまで帰ってこれるかも分かりません。

時間をかなり無駄にしてしまったので、今からバスに乗ってももう間に合わないし、この時点でピサは諦める事にしました。

返金待ちの行列に並んでみる

ということで購入したチケットを返金出来るかその辺にいたTrenitaliaの職員に聞いてみた所、長蛇の列に並べと言われました。

返金待ちの大行列
返金待ちの大行列

この写真は30分位並んだ後に撮ったものです。まだ軽く50人はいそうな行列です…。なのに窓口は2つしかやっていません。どれだけマイペースなの…。

次々とキャンセルされていく電車達
次々とキャンセルされていく電車達

仕方がないので並びながら掲示板を見ていたら、乗ろうと思っていた電車もキャンセルになり消えていきました。他の電車も次々とキャンセルに。

イタリアではストライキが多いとの事前情報は頭にあったので、まあ仕方ないかぁ…運が悪かったなーと思いつつ律儀に並ぶ事1時間半。やっと窓口に辿り着きました。

窓口の人
窓口の人

Ciao!

DSK
DSK

Ciao!
このチケット返金お願いします

窓口の人
窓口の人

往復両方とも?

DSK
DSK

はい
(復路持ってても意味ないしね…)

窓口の人
窓口の人

これは券売機で現金で買ったチケットだね。
んじゃこのフォーマットに記入して

今日でも明日でもいいからまた来てね。
銀行に振り込むから。またね~。

DSK
DSK

え??
現金はダメなの?
僕日本人だから日本の口座しかないよ?

窓口の人
窓口の人

銀行振込だけなんだよね~。
日本の口座でも大丈夫よ。
現金はシエナと○○と△△と
・・・なら出来るよ(って言ってた気がする)

DSK
DSK

あ、そうなの…

分かった、ありがと~

この時点で10時半。駅に来てから3時間以上経っていました。

いやー。1時間半も並んで数枚の紙を貰っただけという現実に旅行の疲れがドッと出ました…。色々と疑問や不満が噴出してきましたが、伝えられるだけの英語力が無い自分が悲しい…。

僕が不満に感じたこととしては以下になります。

  • 何故数時間前に現金で買った物を現金で返せないのか?
  • 国際送金の方が面倒だし、手数料やら為替レートの差受けて損する可能性がある
  • 紙切れ貰ってまた提出する為に、旅行客の限られた数時間を無駄にしろという姿勢
  • フォーム記入が必須ならその辺に置いておくか配ればいいじゃん…
  • 旅行中にこの返金の為に別の駅までお金と時間使って行く人なんている??
  • フィレンツェみたいな大きな駅で現金での返金対応出来ない点や、返金の手順を面倒にしてるという点から、基本的に返金する気が無いって事じゃあないか?

イタリアの国鉄のストライキで、何故旅行者が損しなきゃいけないのかどうしても納得出来ませんでした。そもそもピサに行けなくなった時点でピサのチケット代二人で€54も丸損してますし…。

ダメ元でピサに問い合わせてみたけど当然返金不可

ピサにも一応返金出来ないか問い合わせてみましたけど、ストライキが原因での当日キャンセルは出来ないとの事でした。それはそうですよね…。ピサ自体は全く悪くありませんし。

1年以内なら塔以外の施設に入れるからまた来てねって返信にありましたけど、返信ありがとう、ちょっと無理だからまたいつの日にか行けるのを楽しみにしてるねって返しておきました。

学んだこと

ピサに行けなかった事で学んだ事はいくつかありました。

  • 駅で不穏な空気が漂っていた場合は絶対に様子を見た方が良い
  • イタリアの鉄道でストライキがあった場合は別の交通機関を使った方が良い
    出発する様に見せかけておいて出発しないとか普通に有り得ます
  • 購入するチケットは往路だけにしておくべき
    復路も買う意味は一切無いし、行けなくなった際の損失が大きくなるだけです
  • 返金手続きは本当に面倒臭いから最初から諦めた方がいいかもしれない
  • イタリア人に期待しない

ちなみにピサ行きはローカル線でして、この日の新幹線は普通に動いていました。

万が一新幹線が止まった場合の代替移動手段はバス一択になると思いますが、その場合は移動にかなり時間もかかるので、遭遇してしまったらその日の予定はもう諦めるしかないのかもしれませんね…。新幹線でストライキに遭遇しなかっただけまだマシだったのかもしれません。

どうせフォーマット埋めていってもなんやかんやで面倒な感じになるんだろうなーと思いつつ、翌日あまり並んでいなくて、電車まで時間があれば持ち込んでみるか・・という方針にして街の散策に行きました。

気を取り直してフィレンツェ散策

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

いつまでもくよくよしていても仕方がないので、フィレンツェの街をプラプラしにいきました。まずはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会を見に行きます。この日は日曜だったからか教会の中で何かをやっていて、中に入れてもらえなかったので入口からパシャリ。

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局

続いて、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局へ。店内には花が沢山飾られていて可愛い感じ。そのまま流れでシニョリーナ広場やその辺の広場などを散歩しました。

気持ちを落ち着ける為にも、妻のジェラート食べたい(3回目)にお付き合い。

Venchiのジェラート

Venchiのジェラートを二人で半分こ。値段は忘れちゃいました。食べて少し気分が晴れました。普通に美味しかったと思います。

Venchiは日本だと銀座や新宿、横浜なんかにもあるみたいですね。この記事を書きながら妻に「Venchiは日本にもあるんだね~」って言ったら、安定の「ジェラート食べたい」が返ってきました笑

ランチは人気店でパニーニ

巨大パニーニ

また少し散歩してランチ。

前日ミケランジェロ広場からの帰りに見かけたお店で、密集して4店舗あるのに全部めちゃくちゃ並んでるパニーノの有名店っぽいお店へ。(お店:All’Antico Vinaio

ランチタイムは夜ほど混んでおらず、10分位並んで買えました。二人で€16位だったかな。めっちゃでかくてびっくりしました。写真じゃ伝わり辛いと思いますが、これ1つが妻の顔位のサイズあります。

ピスタチオのクリームが塗ってあって、口当たりが優しくて美味しかったです。

ドゥオモのクーポラへ

クーポラ入場の集合場所はこの辺です

14時からドゥオモのクーポラに登るチケットを購入していたので集合場所に向かいます。ドゥオモの公式サイトで購入しました。(一人€30=4200円位。めっちゃ高かったです…)

こちらもGetYourGuideでガイドツアーがありましたが、2022年8月時点では英語とイタリア語のツアーしかないので、英語がニガテな方も頑張って公式サイトから買うか、諦めて他の事するかが良いかと思います。

僕達は14時入場のチケットだったのですが入場列が進んでいません。並んでる人に聞いてみたら、「係員が中に入ったまま戻ってこないんだよねー」とのこと。20分位遅れての入場になりました。イタリア人を信用しなくなりかけていたので入れただけでも安心しました。

ドゥオモのクーポラに行く通路はどうやら1つしかなさそうな上に、内部もとても狭く勾配の急な階段も多いので、同じ時間帯に入場する予定の人全員が登って降りて出てくるまで、次の時間帯の人は入る事が出来ない仕組みっぽかったです。

クーポラへは464段の階段を登っていきます。めちゃくちゃ暑いしこれが本当に大変でした。

ドゥオモの上部の絵
ドゥオモの上部の絵が近くで見えます

クーポラに向かう道中でドゥオモ上部の絵を近くで見ることも出来ます。

クーポラからの景色
クーポラからの景色

クーポラから見渡すフィレンツェの街並は美しかったです。登った甲斐がありました。ただかなりの段数の階段を登った上に、37度はある気温だったので汗が止まりませんでした。この日はネッククーラー付けていたんですがそれでもキツかった。

そろそろ降りるかね~って思っていると、他の国の観光客がめっちゃニコニコしながらこっち見てサムズアップしてくるので、なんのこっちゃ?って思いながらこっちも笑顔でサムズアップし返したら

男の人
男の人

その首のやついいね!

男の人
男の人

どこで買ったの??

DSK
DSK

Amazonだよ~
(楽天だったかもだけど…)

女の人
女の人

帰ったらAmazon見てみるわ!

と、ちょっとだけ会話が盛り上がりました。些細な会話ですがこの旅の楽しい思い出の1つになりました。これだけでもネッククーラーを買って良かったなーって思いました。

クーポラを降りた後はドゥオモの内部も見たかったのですが、日曜だからかドゥオモ内部には入れませんでした。残念。

アカデミア美術館

ダヴィデ像
ダヴィデくん

クーポラの後は17時から予約しているアカデミア美術館へ向かいました。が、美術館前はとんでもない人人人。入場が遅れているのか係員もお客さんも殺気立っている感すらあります。明らかにみんなイライラしていて雰囲気が悪い。

チケットは前日ウフィツィ美術館で交換済みだった事もあり、僕達は比較的すんなり(15分遅れ)入れましたが、これだけ観光客が訪れる国なのにどこ行っても手際悪いし、怒ってる係員が多いなぁという印象が残りました。普段日本の質の高いサービスに触れ続けているから余計にそう感じるのかもしれないですね。

アカデミア美術館といえばダヴィデ像。ミケランジェロ広場やシニョリーナ広場にレプリカがありますが、ここのダヴィデ像が正真正銘の本物だそうです。感想はただただ「でかい」の一言。

ダヴィデの尻
ダビ尻

ダヴィデ像の周りをぐるりと周りました。

ダヴィデの尻
ダビ尻

スゴいとかスゴくないとかはよく分かりませんが、本物のダビデ像はとにかくでかかった。4メートル位はあるんじゃあないかなぁ?

絵と若者達
絵の真似をしてる若者達

ダヴィデ像以外の展示品はウフィツィ美術館を見た後だからか、芸術への理解力が乏しい男にはちょっと難易度が高かったですね…。全体的に「へぇ…」って感じでした。

ウフィツィでもいましたが、絵のや彫刻のマネをしている人達をちょいちょい見掛けました。わりと僕もやるんですが、どこの国でも同じだなーとなんかほっこりしました。

晩ごはん

トラットリア・ザザ
妻のカルボナーラと僕のボロネーゼ

アカデミア美術館を見終わった後は前日行けなかったトラットリア・ザザへ。

18時半過ぎでしたが既に50%位は席が埋まってました。2時間しかいられないけどいい?って聞かれたので、全然おっけー!って入店。予約無しでも入れるもんですねぇ。やったぜ!

僕はボロネーゼを注文。これは美味しかったです。安定を取りにいく男DSK。妻はこのお店で評判の良いカルボナーラを敢えて注文。カルボナーラがあまり好きじゃないのに攻める女Match。

カルボナーラはチーズの味が濃厚で美味しかったんですけど、途中からちょっと重く感じました。疲れてたからもあるかもしれないですね。

ティラミス
ティラミス

ティラミスも美味しかったです。他にハウスワインと水頼んで€36.5(5152円)。この値段でこの味なら大人気なのも頷けるかもって感じのお味でした。ごちそうさまでした。

フィレンツェ中央市場のフードコートをチラ見

フィレンツェ中央市場のフードコート
フィレンツェ中央市場のフードコート

ホテルへの帰り道に、フィレンツェ中央市場を見ていきました。活気があるしご飯も美味しそう。苦しい位お腹いっぱいで、何もつまみ食い出来なかったのがちょっと心残りでした。

まとめ

旅にトラブルは付き物ですが、実際にトラブルに遭遇すると困惑しますよね。

勿論なるべく防ぐ様に準備していますがそこから学べる事もありますし、最大のトラブルがこの程度で済んだのは逆にラッキーだったと今は思っています。

4日目は水の都ヴェネツィアへの移動と観光です。ここはジョジョ第五部にも出てくる都市で、僕のテンションも大分上がっていました。よろしければご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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