2022年11月 家族会議 もう少し真面目にお金について考えよう編

生活
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先日唐突に我が家の資産状況を公開したのですが、実はここ数ヶ月お金に関する関心が猛烈に高まっています。主に僕だけですが笑

そこで妻を無理矢理巻き込んで、将来とお金についてもう少し考えてみようよと検討会をしてみることにしました。

今回はその家族会議の内容と、家族会議以降に行った事をまとめてみました。

家族会議の内容

夫婦と言えども必ずしも考え方や求める物が同じとは限らないので、共通の目標・目的を持つ為にはまずお互いの考えを知り、意識を共有する必要があると考えました。

この先20年以上かかる長期のプランなので当然途中で予定の変更などはあるでしょうけれど、まずは同じゴールを目指してスタートを切るのは重要ですよね。

以下が今回の議題になります。

議題
  • 理想的な生活を定義:将来どの様な暮らしがしたいのか
  • 目標金額を設定:理想の暮らしを実現する為にはいくら必要なのか
  • プロセスの検討:目標金額を貯める手段を検討

大まかにはこれらの3つの目標について検討していきました。

理想的な生活を定義

お金を貯めても使わなければ意味がありません。ではどの様に使いたいから貯めるのか。僕達はまずこれを考える事にしました。

僕達の世代は最低でも65歳定年になっているでしょうから、その年までは働くことになるでしょう。

ですので、僕達の場合は65歳以降の過ごし方が貯金するモチベーションになります。

まずはここについて話し合いました。

Match
Match

ワンちゃん飼って過ごしたいし

いっぱい旅行もいきたい

DSK
DSK

暖かい地域で一生寝てたい

色々な地域に住みたい

一瞬で意見が出揃いました。

ペットを飼うという事は旅行に行く事を諦めるに近いと考えています。勿論ペットホテルに預けたり、一緒に連れて行くという選択肢もありますが、費用が大きく膨れ上がる上に行動に制限も加わります。

妻もそれは当然理解していて、どちらを選ぶかという話であれば迷わず旅行を選ぶとのことです。

ということで貯金する最大の目標は『老後二人で様々な地域に住んだり旅行したりすること』になりました。

目標金額を設定

理想の生活が決まったら、次はその生活を実現する為に必要な費用を計算します。

とはいえ具体的にいくらあれば実現出来るのか見当も付きません。ですので、『住み易いけどお金がかかる』場所として、とりあえずハワイで調べてみました。

参考にしたのはOhanaHawaiiさんのブログ。こちらの記事によるとルームシェアで1ヶ月$1,600らしいので、二人分と考えたらその倍で$3,200($1=145円だと約50万円)という事になりそうです。

ハワイの往復にかかる航空券代は、平日発着の往復便で一人16万円程度でした。ですので二人分だと32万円です。

ビザ無しで滞在出来る3ヶ月間過ごすと考えると、1ヶ月辺りの生活費は50万円に航空券代32万円を3で割った金額を足した60万円程度ということになります。

僕達が年金を毎月いくら貰えるのかは分かりませんが、日本年金機構では夫が平均的な年収で40年間就業した場合、夫婦2人分の標準的な年金額を約22万円としている為、この数字を貰えるものとすると、差額は月38万円です。

65歳から95歳までの30年間、差額の38万円を使い続けるとした場合、金利を無視すると38万円×30年×12ヶ月で1億3680万円必要になります。

ということで、この1億3680万円が僕達夫婦の老後に必要な貯金額=目標額ということになりました。

プロセスの検討

途方もない数字でドン引きですが、一体どうやって1億3680万円貯めれば良いのでしょうか…。

65歳まで今と同じだけの収入があると仮定し、計算してみることにしました。

前提条件

以下の計算ではインフレは考慮していませんし、あくまで机上の空論です。

これから先25年間で僕の投資先の平均年利率が5%になる保証などどこにもありませんし、僕や妻の収入が激減する可能性も無いとは言えませんし、65歳になる前に死ぬかもしれません。

でも未来が分からないのなんて当たり前の事ですよね。

昇給するかもしれませんし、ノリで作ったアプリがバズって大変な事になるかもしれません。宝くじが当たるかもしれないし、実家の庭で油田が見つかるかもしれません。

なので、そういった上振れ・下振れの可能性を一切無視し『この先25年間ずっと同じ労働条件』『投資先の年利率は常に5%』『世界中の物価は今と変わらない』という前提で計算しています。

計算に利用したのは以下のサイトです。

最初の20年間

まずはiDeCo&積立NISAが終わる20年後を計算してみます。

税制優遇がある仕組みなのでこれらは必ず満額入金します。二人分で月額11万2666円。

凄い雑な計算ですが、これを20年間複利5%・非課税で積み立てると原資2704万円、利息1946万円で、合計4631万円になります。

なお僕達はどちらも会社に退職金制度が無いので、iDeCoの利益に対して税金を考慮する必要はありません。多分。

それ以外に特定口座。

原資710万円を複利5%を20年間、毎月10万円ずつ積み立てた場合、20年後には原資3110万円、利息2681万円、税金545万円で、合計5246万円になります。

これらを合計すると9877万円になります。

20年後から5年間

20年後の時点でiDeCoと積立NISAの優遇が無くなるとします。ですので全額税計算の対象となる投資を行います。

原資9877万円を5%複利で5年間、月額22万円ずつ積み立てます。5年後には原資1億1197万円、利息2907万円、税金590万円で、資産が1億3468万円となるので、大体目標金額に付近に到達します。

25年後以降

実際には毎月38万円ずつ使う65歳以降の生活でも複利で回し続けるでしょう。1億3468万円を年利5%で運用すると1年間の利息は685万円、税金が139万円なので、毎年546万円貰えることになります。

こうなると、毎月年金22万円全額+45.5万円使っても原資が減らないという人生無敵タイムに入ります笑

以上の計算から、我が家では2人分の積立NISA&iDeCo満額+特定口座毎月10万円積立は死守することになりました!

ということで、将来の為にお金を貯める事にしたので、まずは形から入る事にしました笑

資産管理の為にマネーフォワードMEを導入

マネーフォワードME 公式サイトより引用

今まで使ってなかったんかい!というツッコミが聞こえてきそうですが、満を持してマネーフォワードMEを導入しました笑

会社では使っているんですけど、個人では面倒であまりやる気しなかったんですよね。

マネーフォワードとは、銀行や証券、クレジットカード、ポイントサイトなど様々なサービスと連携させることで、残高や入出金情報を一元管理出来る超絶便利な会計簿アプリです。

マネーフォワードMEの登録方法

マネーフォワードの登録はとても簡単です。

PCの場合はマネーフォワードMEの新規登録画面に移動します。スマートフォンなどのアプリの場合はそれぞれ専用のアプリをダウンロードすると同じ様な画面に遷移します。


マネーフォワードME 公式サイトより引用

今回はメールアドレスで登録する方法について説明します。


マネーフォワードME 公式サイトより引用

メールアドレスを入力します。


マネーフォワードME 公式サイトより引用

登録したメールアドレスに届いた確認コードを入力します。


マネーフォワードME 公式サイトより引用

パスワードを設定します。


マネーフォワードME 公式サイトより引用

必須のプロフィールを選択しましょう。


マネーフォワードME 公式サイトより引用

これで会員登録が完了しました。

無料会員でも銀行口座や証券口座、クレジットカード、ポイントサイトなどを合計4つまで連携し、入出金や残高を管理することが出来ますよ。

月額500円(iOSは480円)のプレミアム会員になると、口座連携上限数の制限が無くなる他、入出金のチャートやグラフが見れる様になったりと、マネーフォワードME1つで個人資産を全て管理することができます。


マネーフォワードME 公式サイトより引用

個人情報があまりにも多いので、見せられる範囲の極一部の画像になりますが、上記画像は僕の個人アカウントになります。無料会員登録を行い、30分程操作してみて即課金してしまいました笑

プレミアム会員は初月無料ですので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。

>>「マネーフォワード ME」のスマートフォンアプリはこちらからダウンロード出来ます。

妻の反応

アカウントを用意し、色々連携して妻に見せたところ

Match
Match

凄く便利だけどお金見せるのはちょっと…

とのことでした笑

2つ目のアカウントを作成し、そちらで夫婦の共有資産と、二人の積立額を共有していく事にしようかとも考えています。

やっぱり数字が見えるとモチベーションになると思うんですよね。

証券口座を作成

SBI証券公式サイトより引用

厳密にはSBI証券でiDeCoの資料請求を行い、ついでに14年前に作成し放置していた口座を利用したい旨をSBI証券に問い合わせてみました。

僕の記憶が正しければ、この口座は2022年10月の資産公開の記事でも触れた、週速-70万円の男になった2008年10月頃作ったんだと思います…笑

当時の余裕資金とやる気を根こそぎ奪われた結果、初回ログインすらせずに放置していたのですが、今回14年という時を経てとうとうログインしようとしたのです。

ですが、何度入力してもログイン出来ず、パスワード再発行も出来なかったので電話で問い合わせてみました。

問い合わせた結果

カスタマーサポートに問い合わせたところ、なんと2020年に長期間利用されていない口座のパスワードを全て削除し、ログイン出来ない様にされたとのことでした。そりゃログイン出来ないわけだ笑

メールアドレスも登録していないので、通常だと郵送でのパスワード再発行処理を行う事になるのですが、この14年間で僕の住所も変わっているので、まずは郵送で住所変更手続きを行い、その後パスワード再発行という手続きが必要になるそうです。

SBI証券の方に不要な手間をかける羽目になってしまって、申し訳無さ過ぎて逆に笑ってしまいました。

DSK
DSK

反省してます。

住所変更とパスワード再発行の処理が完了し利用出来る様になるまで7営業日程かかるみたいです。

14年間に比べたら7営業日なんてどうってことありません。特に急いではいないので、iDeCoの申込み用紙を埋めつつ、のんびり待つつもりです。

今後やりたいこと

三井住友カード ゴールド公式サイトより引用

節約・お得について色々と調べていく中で、これはいいな!と感じたアイディアがあったので、以下について始めていきたいと考えています。

三井住友カード ゴールドがお得らしい

年間100万円以上使う場合は三井住友カード ゴールド(NL)がどうやらお得らしいという情報が目に入りました。

一体どういうことだろう?と思い三井住友カード ゴールド(NL)について調べてみました。

メリット

まずはお得と言われるメリットです。

年間100万円利用で永年年会費無料になる

まず、1年間で100万円利用すると通常5,500円の年会費が、翌年以降永年無料になります。

また1年間で100万円利用すると10,000ポイントが還元されるので、通常のポイントと合算すると還元率が1.5%以上になるそうです。

僕達一家の場合、現在の保険の引落だけでも毎月それなりの金額を利用していますし、この1年間で確実起きるイベントとして出産や転居があることを考えると、年間100万円の利用は簡単に超えてしまうラインじゃあないかなと考えられます。

また、家族カードを年会費無料で作る事が出来るので、この先ずっと夫婦で特典を享受出来る事も魅力的です。

SBI証券と相性が良い

更にSBI証券と相性が抜群で、SBI証券の積立を三井住友カードで行うと、積立額に対して1%のVポイントが付与されます。(上限毎月5万円)

このVポイントを投資に回す事が出来るというのも魅力的ですよね。毎月1%多く積み立てている事と同じですし。

ちょうどSBI証券にNISA、iDeCo、特定口座を移管しようと考えていたのでこれは渡りに船といったところです。

最低限の特典も付いている

それ以外にも旅行付帯保険国内空港ラウンジの利用など、ゴールドカードとして最低限の特典も付いています。

このカードを保持しているだけで、旅行などのシーンでは少しだけお得に過ごせるというのは嬉しいですよね。

デメリット

メリットに対してデメリットもある様なので、それらについても調べてみました。

年間100万円以上使うメリットが薄い

年間利用額100万円を超えると1万ポイントが貰えますが、それ以降は特にボーナスポイントの様なものがありません。

このため一番効果的にポイントを貰えるのは100万円キッカリ利用した場合になります。

コンビニやマクドナルド、ファミレスを使わない人は恩恵が少ない

コンビニやマクドナルド、ファミレスなどの一部のサービスを利用した場合ポイントが5%付く仕組みですが、裏を返すとそれらを利用しない人にとっては恩恵が小さいと言えます。

これからはなるべく節約して暮らしたいと考えている僕の様な人種にとってはあまりメリットがあると言えません。5%還元されたところでコンビニで買い物するよりスーパーで買い物した方が安いですしね。

ステータス性が無い

インビテーションもなく自分で加入出来、年会費も5,500円、年間100万円使ったら一生年会費無料

ゴールドカードと言えども、誰でも持てるくらい条件の緩いカードにステータス性を求めるのはそもそも違うと言えるでしょう。

個人的にはカードのステータス性に全く興味が無いので正直どうでも良いですが、クレジットカードのステータス性にこだわる人であれば、他のクレジットカードを利用した方が良いかもしれませんね。

積立NISAも特定口座もSBI証券に移動したい

現状積立NISAは三菱UFJ銀行の投資信託でやっているのですが、三井住友カード ゴールドを使うのであれば圧倒的にSBI証券がお得になります。

三菱UFJ銀行に関しては、単純に積立NISA口座の解約が面倒だったのでやっていなかったのですが、長期的に見ると得がありませんし、これを機に解約することにしました。

特定口座はWealthNaviで利用しています。WealthNavi自体は便利なのですが、それなりに手数料を取られているというのも事実としてあるのですよね。

全米株式インデックスや全世界株式インデックスを購入しておけば間違いないでしょうし、三井住友カードで積立投資を行うと積立額の1%がポイントで貰えるというのも大きいですよね。

毎月上限の5万円は確実に積み立てるので、1年間で6000円分のポイントになります。

ただ、一番悩ましいのは資金移動のタイミングです。

資金の移動中に暴騰するのだけは避けたいですし、安値で売って高値で買うみたいな事もしたくはありません。

当然ですが円高&株安の局面で資金を移せるのが一番望ましいですよね。それがいつか分かっていれば誰でももっと儲かっているって話ですが…笑

子供が産まれたら子供用の証券口座を作りたい

これは厚切りジェイソンさんが子育てで行っている金融教育ですが、来年子供が産まれたら、子供の証券口座を作り、物心がつくまではそこにお年玉を入れて運用してあげたいと考えています。

そして子供のお小遣いが必要になる頃からは、預け入れ金に対して年率10%とかでお小遣いをあげるという事を行っているそうです。

実際どれくらいお小遣いが貰えるのだろうかと計算してみたのですが、毎年5万円のお年玉を年率5%で小学校入学時まで運用すると41万円になっているんですよね。

そして41万円を年率5%で運用すると月辺り1700円位貰える計算になります。(ちゃんとやれば多分課税されないはず)

おおよそですが、こうやって毎年5万円ずつお年玉を入金していくと月のお小遣いが200円ずつ増えていくことになり、中1で月3000円、高3で月4200円のお小遣いを「子供自身が」「自分の資産を元に」手に入れる事が出来るんです。

これ、凄くないですか?目からウロコでした。

確かにお年玉で豪遊するチャンスは無くなりますが、未成年の頃から自分のお金に稼がせて不労所得を手に入れる経験を積むというのは、子供の将来にとってとても大きな経験になるのではないでしょうか。

また、それとは別に毎月1万円ずつ年利5%で積み立てていくと、大学入学時には340万円程貯金出来ていることになります。大学4年生まで積み立てを続ければ、平均的な私立大学の4年分の学費をほぼそれで賄えるんですよね。

子供には可能な限りきちんと教育を与えてあげたいと考えているので、その為の積立も子供名義で行っていきたいと思っています。

サブスクを年払いにする

現在加入しているサブスクを年払いにしようかなと考えています。結構加入しているんですよね…。

僕が利用しているサブスクの一覧をまとめてみました。

サービス名 月額 年払い 年間のお得額
Amazon Prime
500円 4,900円 1,100円
Amazon Music Unlimited
ファミリープラン
1,480円 14,800円 2,960円
Youtube Premium 1,180円 11,800円 2,360円
Disney+ 990円 9,900円 1,980円
Google Drive 200GB 380円 3,800円 760円
マネーフォワードME 480円 5,300円 460円

合計で9620円も安くなるみたいです。結構大きいですね。支払額は全部で50,500円ですが変更してしまおうかなー。

本当は保険についても年払いは検討したい所なのですが、今の円相場だと割引率以上に為替が変動するリスクがあるので様子見ですかねぇ…。

今まで払った分で払い済にしちゃおうかなとかも少し考えたのですが、僕にもしもの事があった時の事を考慮すると、やはり保証額を減らす事は僕には出来ないなという結論になりました。悩みますけどねぇ…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

僕達はこの年まで二人共浪費体質で生きてきたため、お金に関するリテラシーは間違いなく低いです。

ですが、人生100年時代と言われている現状を考えると、この先の長い人生を過ごす為にお金はあるに越した事はありません。

現在はYoutubeやブログなど様々な媒体で投資について勉強する事ができます。

2022年10月のiDeCoの仕組みの変更や、未確定ですが積立NISAを仕組みも変更されるという噂も出てきており、金融システムについては常に学び続ける姿勢が必要です。

まずは節約を意識する事で余剰資金を増やし、金融商品や投資に関する知識を学び続けながら将来に備えていきたいですね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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