こんにちは。DSKです。
2022年7月、妻Matchの強い要望でイタリアへ新婚旅行へ行って参りました。9泊12日の旅行で全て個人での手配になります。
前日ミラノに着きましたので、旅行2日目のミラノ市内観光~フィレンツェへの移動、フィレンツェの市内観光についてまとめました。
旅行の準備についてご興味のある方は旅行準備編①、旅行準備編②をご覧ください。
旅の予定
イタリア旅行2日目の旅程になります。
- 5:30起床
- 7:00スフォルツェスコ城
- 8:00ミラノ ドゥオモ周辺観光
ガッレリア、スカラ座など
- 9:00ミラノ ドゥオモ見学
エレベーターで屋上&ドゥオモ内部
- 11:30ホテルに戻って昼食
- 11:50ソペルガホテル チェックアウト
- 12:40ミラノ中央駅発
.Italo 9935に乗車
- 14:35フィレンツェ サンタ・マリア・ノヴェッラ駅着
- 15:00C-hotels アンバシアトリ チェックイン
- 16:00ウフィツィ美術館
- 18:00ポンテ・ヴェッキオ
- 19:00ミケランジェロ広場
早起きしてミラノ市内観光
旅行計画中は「6時半とかに起きれたらミラノ市内観光でもしよっかー」と話していたのですが、前日めちゃくちゃ早寝した事もあり5時半に二人共目が覚めました。
朝ごはん食べたらスフォルツェスコ城行こうかーと、ロレート広場から地下鉄に乗ってCairoliへ。地下鉄自体の所要時間は10分程度です。
スフォルツェスコ城
早朝過ぎて人が全然おらず1時間位かけてゆったりと超快適な観光を楽しめました。やっぱり早朝の観光はサイコーですね!気持ちがいい上に人が少ないので1日で一番観光を楽しめる時間帯です。
そのまま歩いて10分弱歩いてドゥオモへ向かいます。広めの通りをまっすぐ歩くだけなので迷うことはありません。途中でユニクロを見つけてなんだか嬉しくなりました。
ユニクロから数分くらいの距離にミラノのドゥオモがありました。かなりのでかさ。
この時点で8時前くらい。まだドゥオモは営業していないので、付近にあるガッレリアとスカラ座を見に行きます。
ミラノのガッレリア
ガッレリアってどこにあるんだろうねー!って話しながら、ドゥオモに向かって左側をちらりと見たら、探すまでもなくそこにガッレリアがありました。
東京ディズニーランドのワールドバザールのモデルになったというアーケード街。絢爛豪華さに圧倒されます。
このアーケードには、牛の股間に片足置いて一回転するイイコトがあるとかいう床があります。
長い間、多くの人に踏み付けられすぎて、完全に破壊されている牛さんの股間…。
可哀想…。とか言いつつ、「もう当分来ないし記念にね!」とか言いながら、僕達も牛さんの股間をグリグリしながら回転していました笑
スカラ座
ガッレリアを出て、スカラ座はどこだろう?と思いながら10分位彷徨っていたのですが、どうやら気付かずに通り過ぎちゃっていました。
それまで見た建物と比較するとちょっと地味に感じちゃったからかなぁ。
ミラノのドゥオモ:屋上
エレベーターでドゥオモの屋上に入れるチケットを9時の時間指定で購入していた為、9時になったらドゥオモの裏手、北側のエレベーター乗り場へ向かいました。
ドゥオモの裏手には北側と南側にそれぞれリフトがありましたが、僕達が行った時は北側だけが稼働していました。バウチャーを印刷してあれば、手荷物検査を受けたらエレベーターに乗れます。
当日券売り場は9時の時点で50人は軽くいる位の行列が出来ていたので、もしドゥオモに行かれるのであれば事前予約をしておく方が安心です。
僕達はドゥオモの公式予約サイトで予約しました。入場料はドゥオモ内部への入場も込みで€15になります。
屋上に来て初めて知りましたが、ミラノのドゥオモの上の方にある剣山みたいなものは、全て石像だったのですね。細かい所までこだわってるんだなー。
ミラノのドゥオモでは、ミラノ市内を一望出来るという様な景観は見れなかったです。
石像の付いた柱みたいなのが辺り一帯にニョキニョキしているので、どうやって遠くを見ようとしても、必ず柱が視界に入ってくる感じ。
もしかしたらどこかに柱を視界に入れずに街並を見渡せるポイントがあるのかもしれませんが、僕達には見つけられませんでした。
屋上を見終わったらドゥオモの内部へ。
内部はスゴく広いです。あとステンドグラスがスゴくキレイ。芸術に疎い僕でも圧倒される位美しかったです。
屋上と内部を合わせて見学の所要時間は1時間半位でした。僕達はチェックアウトまで時間があるので歩いてホテルへ戻る事にしました。
ランチ:破格のケバブ&ピザ
昼食なにかテイクアウトでサクッと食べようかと話していたら、そこそこ人のいるケバブ屋さんを駅周辺で発見しました。
あまり綺麗な外観でもないので全く期待しないで入ったんですが、値段と味のバランスを考えたらかなり良かったんじゃないかと思います。
このケバブは€2.5(350円)
こちらのピザは€3(420円)。ちゃんと窯で焼いていました。
店員は無愛想ですし、綺麗と言える店でもありませんが、少なくともケバブは日本で食べた事があるものより美味しかったですし、ピザもとっても美味しかったです。値段を考えたらかなり良かったんじゃあないかな。結局多過ぎて食べきれませんでした。
最後の晩餐
見れなかったミラノの観光名所として、世界的に有名な「最後の晩餐」があります。こちらは公式サイトで2ヶ月先まで売り出されるのですが(€15)、人気がありすぎてすぐに売り切れてしまうそうです。
当日朝に受付へ行きキャンセル待ちを行うか、GetYourGuideでチケットを買うかのどちらかになるかと思います。僕達は滞在時間を考えると最後の晩餐を見ている余裕が無かったので、今回は諦める事にしました。
フィレンツェへ移動
フィレンツェに移動する.italoが12時40分発なので12時ギリギリにホテルチェックアウトし、まっすぐミラノ中央駅へ向かい、電光掲示板を眺め続けました。クレオパトラさんにはお世話になりました。ありがとうございました。
この日の.Italoは定刻通りだったので、何のトラブルも無くすんなりと乗る事が出来ました。
.Italoとスーツケース
今回の旅行では全てSmartクラス(一番安い席)にしたのですが、荷物置き場は早い者の順の争奪戦になります。
また今回盗難には遭っていませんが被害が無いわけでは無いみたいなので、早めの座席指定でスーツケース近くの席を抑えておくか、ワイヤーチェーンを持っていった方が無難だと思います。
僕達は人を全く信用しないスタイルなので、スーツケース置き場の真後ろの席にしつつ、ワイヤーチェーンも付けていました。
公共交通機関とマスク
市内ではマスクしてる人が1割もいませんでしたが、まだ義務が解除されていない為、電車内は大半がFFP2マスクをしていました。今回のイタリア旅行では、公共交通機関の中だけは日本よりも感染リスクが低いと感じました…。
個人的には二度とFFP2マスクを付けたくないですね…。不織布マスクなんて比較にならない位苦しいですし、締め付けがキツいです。
僕は5日目辺りに両耳から出血しました。あれを義務化してたらそりゃみんな嫌がるよな…って印象が強く残りました。
フィレンツェに到着
花の都フィレンツェッ。英語ではFlorenceとも呼ばれる美しい街。
昔一度イタリア旅行した時は一番気に入ったのがこの街でした。
まずはホテルにチェックイン
ホテルはC-hotels アンバシアトリにしました。利点は駅徒歩1分程度の距離、スーパーが徒歩2分、★4にしては比較的安価な点などなど。
フィレンツェのホテル選びはかなり迷ったんですが、滞在期間が比較的短い点や、殆どの観光名所が徒歩圏内である点、公共交通機関を使う事が無さそうな事、スーツケース転がして人混みだらけの石畳の上を10分とか歩きたくない等色々考慮し、こちらのホテルにしました。
お部屋の写真
お部屋はコンフォートシティビュー ダブルルーム。2泊で38,373円
部屋はこんな感じで綺麗でした。またスーツケースも普通に広げる事が出来る位の余裕もありました。
バルコニーからの眺望も素敵。
★4ホテルなのに値段もフィレンツェの中では比較的安価で、受付の人達もとても優しく朗らか。とても好印象なホテルでした。
受付のマルコさんはこっちが日本人だと分かると、
「コンニチハ。アリガトウ。ムズカシイコトバ、ワカラナイ」
って言ってくれて、とてもフレンドリー。チョロい人間なので、もしまたフィレンツェに行く機会があれば是非また泊まりたいなと思っています。
ということで無事にチェックイン出来たので、早速フィレンツェの市内観光に行きました。
ウフィツィ美術館
この日のフィレンツェの予定はまず16時にウフィツィ美術館です。
チケット購入時に起きたちょっとしたラッキー
今回僕達はウフィツィ美術館とアカデミア美術館を両方見る事にしていて、B-ticketというフィレンツェの各施設のチケット購入サイトからまとめて購入しました。チケット代はウフィツィ美術館が€24、アカデミア美術館が€16になります。
ウフィツィ美術館付近のチケット引換所でバウチャーを提示した所、翌日訪れる予定だったアカデミア美術館の分のチケットも発行してくれました。
翌日行ったアカデミア美術館の周辺は、時間帯にもよるのかめっちゃくちゃ混雑してカオスだったので
ウフィツィ美術館を先に行く事にしたのではラッキーだったんじゃないかなと思っています。
美術館に限った話ではありませんが、フィレンツェでも全ての観光施設に行列が出来ていました。僕は全て事前に予約していた為並ぶとどれだけ時間がかかるかは分かりませんが、もし訪れる予定がある際は、事前にチケットを購入しておいた方が良いかと思います。
ウフィツィ美術館は凄かった
絵心皆無、芸術への知識ゼロ、美術や絵画には全く関心も知識も興味も無く、ミロのヴィーナス誕生を辛うじて知ってる程度の僕でもなんだかんだ楽しめました。
こんな超有名な絵やら。
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵の上手さが僕でも分かる絵とか。
謎のキアヌ・リーブスの絵とか。
この人、絵上手いね!
レオナルド・ダ・ヴィンチだね
この人も絵うまいねぇ!
それミケランジェロね
この人の絵は色使いがいいねぇ!
それラファエロ
知識が全く無いのがバレバレで、逆に面白がって貰えたみたいなので、まあこれはこれで良い…のかな。まあでも、僕ですら「ウマイ!」って思う人はやっぱり歴史に名を刻んでいくんですね!
ポンテ・ヴェッキオ
ウフィツィ美術館の後はポンテ・ヴェッキオへ。
22歳の頃フィレンツェに来た時、この景色を見た時は魂が震える程感動したんですが、今回はそこまで強く感じる事が出来ず、これが老化か・・・ってちょっと悲しくなりました。
めちゃくちゃ綺麗な景色なのは間違いないんですけどねー。
ミケランジェロ広場へ
その後は頑張ってミケランジェロ広場へ。汗だくになりながら坂をゴリゴリ登っていきます。先にミケランジェロ広場の近くにあるサン・ミニアート・アル・モンテ教会へ。
サン・ミニアート・アル・モンテ教会
ミケランジェロ広場の方が有名なためか教会前は人が少なく、周りを気にすること無く綺麗な景色を堪能出来ました。
せっかくなので教会の中も覗いてみたのですが、とても厳かな雰囲気でしたので、ちょっと写真を撮るのを躊躇ってしまいました。リアルなキリスト教の教会の雰囲気を味わえたのはとても良かったです。
ミケランジェロ広場の手前でジェラート
暑い上にめちゃくちゃ疲れていたのと喉が乾いていたのでミケランジェロ広場近くのGelateriaで休憩しました。水とジェラートで€9(1270円)位でした。
味はミラノで食べた物には劣るらしい(妻談)ですが、疲れ果ててたので美味しく感じました。
ミケランジェロ広場に到着
ミケランジェロ広場からの景色はとても綺麗でした。フィレンツェの街並は本当に美しい…。
22歳の頃、体調を崩してここに来れなかったのを死ぬ程悔やんでいたのですが、15年以上の歳月を経て、今回その想いが成仏してくれました。南無。
ちなみにミケランジェロ広場は先程の教会と比べてめちゃくちゃ人が多かったです。大人気スポットだから仕方ないとは思いますが、感染リスクを考えてしまって長居は出来ませんでした。
この写真を撮ったのは18時半~19時頃でした。
夕御飯難民
昔来た時は今の様にネットが普及していなかった事もあり、travelers trapみたいな恐ろしく不味いレストランにしか行けませんでした。
そのせいで本場のイタリア料理=激マズというイメージしか無かったので、レストランを調べる気が一切起こらず、妻が食べたいお店に行く事にしていました。
フィレンツェでの第一候補はTrattoria Zazaというお店でした。ですが、めちゃくちゃ席数があるにも関わらず行列が出来ていてこの日は断念。超大人気店だったみたいです。
その後他にも何店か見て回ったのですが、どのお店も満席で入れず30分程彷徨いました…。
難民脱出
散々歩き回って疲れ果てていたので、目の前にあるそこそこ評判良さそうで、そこそこ混んでて、手頃なお値段のお店に入りました。(お店の名前は忘れてしまいました)
ニョッキのなにか。モチモチしてるというか殆ど餅みたいでした。
トスカーナ地方の名物料理のパッパルデッレはイノシシ肉を使ったパスタだそうです。違いの分からない男には最後まで豚との違いが分かりませんでした。他にワインとサラダと水頼んで€42(5927円)。
過去のトラウマから、イタリアで食べる本場のイタリア料理に対して物凄い偏見を持っていましたが、あれ?意外と普通に食べれるな?って印象でびっくりしました。
以前来た時は途中からパニーニ以外食べたくない人になっていた位の悪印象がついていたので…。
まとめ
午前はミラノ、午後はフィレンツェと歩き回って楽しむスタイルの旅行をしていました。
iPhoneさんによるとこの日の歩数は3万3000歩だったそうです。これは今回の旅行中の歩数では最大でした。(ちなみに10日間の平均は2万3000歩位でした。)
3日目はフィレンツェ市内観光と、この旅最大のトラブルの1つに遭遇した内容になります。よろしければご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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