こんにちは。DSKです。
2022年7月、妻Matchの強い要望でイタリアへ新婚旅行へ行って参りました。
9泊12日の旅行で全て個人での手配になります。
前日のヴェネツィア観光に引き続き、今回は旅行6日目のヴェネツィア市内観光3日目と、悪名高いLCC恐怖のRyan Airにてナポリに行き、ナポリの夜景ツアーに参加した際の出来事をまとめました。
旅行の準備についてご興味のある方は旅行準備編①、旅行準備編②をご覧ください。
旅の予定
イタリア旅行6日目の旅程になります。
- 6:00起床
- 7:00サンマルコ広場周辺を散歩
- 9:30サンマルコ寺院観光
- 11:00トリビュート トゥ ミュージック チェックアウト
- 11:30Arsenale→ヴェネツィア・マルコ・ポーロ空港
Alilagunaに乗船
- 15:45ヴェネツィア・マルコ・ポーロ空港発
FR868(Ryan Air)
- 17:00ナポリ・カポディキーノ空港着
- 17:30ナポリ中央駅行きバス乗車
- 18:00ナポリ中央駅着 スターホテルズ テルミナスチェックイン
- 19:00ナポリの夜景 3時間観光
ヴェネツィア最終日
観光客の朝は早い
この日も安定の朝6時起床でした。早朝からお散歩に出掛けます。海沿いやサンマルコ広場周辺を散歩しましたが、朝の人の少ないヴェネツィアは気持ちが良かったです。
サンマルコ寺院へ
前日サンマルコ寺院に入っていない事に気付いたので、9時半の営業開始に備えて8時半頃から並んでみることにしました。入館料は€3です。
思っていたのと違う物を見に行ってしまった
事前に2階のバルコニーは別途€5で入れるって情報を見ていたので、寺院の奥の方のチケットカウンターで€5を支払ったのですが、こちらは寺院の一番奥の方を観る為のゲートでした。
意味有りげな物体が置いてあったのですけど、キリスト教やイタリアの歴史に関する知識が全然無いのでありがたさが全く分かりませんでした…。
その辺にいた係員に2階に行きたいんだけどどこいけばいい?って聞いた所、出口の方に行って左側に階段があるよと教えてもらえました。白人の夫婦も同じ様に裏側を見た後、係員に同じ事を聞いていたので、多分結構分かりにくいんじゃあないかな。
サンマルコ寺院のバルコニーへ
係員のお爺さんに教えてもらった通りに進んで、階段を登ったらまたチケットカウンターがありました。2階のテラスのチケット代は€5ではなく€8でした。
10時前にサンマルコ寺院のバルコニーから撮影した写真。行列はサンマルコ寺院の入場待ち列です。この時間に並ぶとタイヘンそうです…。
ヴェネツィアの青空が美しいサンマルコ広場の写真。まだ人が少ないですね。
観光施設の料金に注意!
旅行前から感じていたのですが、コロナ禍前後でイタリアの多くの観光施設の料金が値上がりしています。日本語で書かれているサイトの情報はその期間の更新が滞っている物が大半で、ネット上に載っている情報は古い物が多く、それらについては注意が必要です。
また妻が日本でイタリアの旅行本を買っていたのですが、それらについても情報が古く、2019年の情報を2022年度版とし出していた為ほぼほぼ役に立たないという事もありました。まあこればっかりは仕方ないと思いますけどね…。
僕達が行った施設については参考になる様値段を書いていますが、フィレンツェのドゥオモ関連はこの数年で大幅な値上げを2度行っていますし、英語で書かれているサイト等も含めて情報を集めた方が良いかと思います。
ライアンエアーに乗ろう
一通り見たので宿に戻ってチェックアウトしました。ヴェネツィアに思い残す事はありません。
歩いて5分程度のARSENALEという停留所から、alilagunaという会社の水上バスに乗ってマルコポーロ空港に向かいます。一人€15。(通常のヴァポレットとは別の会社になります。)
路線図を見るとムラーノ・ブラーノ島の中を通っていくはずだったのですが、迂回されてしまって島の外観しか見れませんでした。面倒臭かったのかな…。
チェックイン
空港に着いたらすぐにRyan Airのチェックインカウンターへと向かいます。
結構な列が出来ていたので僕達もそのまま並んでいたのですが、Ryan Airの職員が「出発2時間前になったら受け付けるから、2時間切ってる奴以外はそれまで並ぶな!列から出て行け!」と言い出しました。
その結果、列から全員排除されて、チェックインカウンター前は無人になってしまいました。Ryan Airだからみんな不安なんでしょうね笑
僕達のフライトの2時間前になったので緊張しながらチェックインしに行った所、荷物預けてパスポート見られて終わりという肩透かし。「僕達はビザチェックは必要無いの?」と聞いたら「はぁ??時間になったら飛行機乗ってくれ」と怒られてしまいました。
ビザチェックが必要な場合の条件を正しく把握していなかった
疑り深い僕は「本当に大丈夫なの?」とビザチェックについて調べてみました。すると、ビザチェックが必要なケースは以下になります。
ということで、国内線ではまず必要無いみたいでした。不必要に心配してしまった…。
安心したのでお昼ごはん
さすがにこれで乗れるだろうと安心したら小腹が空いたので空港のレストランで何かを食べる事にしました。
僕はラザーニャを注文。
妻はマルゲリータを注文。
どっちも美味しかったです。妻はイタリアで食べたピザの中でこの空港のピザが一番美味しかったとか。チーズが好みだとかなんとか。それ聞いたら他のピザ屋さん泣いちゃうかもよ…。€21(2948円)
Ryan Airは搭乗開始1時間前にゲートに行ったのですが大混雑でした。プライオリティの搭乗が終わったのが出発予定時刻の15分前。プライオリティの方が一般よりも多かったかもしれません。
悪名高きRyan Airだからこのまま一般の客を置いて出発しちゃうんじゃないかって最後まで心配していましたが、さすがにそんなことはありませんでした笑
結局15分遅れで離陸しました。
前情報からかなり神経質になっていましたけど、そこまで座席も汚くはなかったし問題無かったと思います。ただ今後もしまたヨーロッパに行くことがあったとしてもRyanは出来れば避けたいかな~。
あまりにも悪評が多すぎて、万が一乗れなかったらどうしようって考えなきゃいけない事自体がストレスでした…。(最悪の場合、メストレまで戻って5時間半かけて.Italoでナポリに行くとかも結構真剣に想定してましたし…)
他のLCCは調べていないけど、その時はなるべく他のLCCなんかも調べてから考える事にします。
無事ナポリ・カポディキーノ空港に到着
17時15分頃Ryan Airで無事ナポリ・カポディキーノ空港へ到着しました。
無事到着したのがこれ程嬉しいとは…。
意気揚々とバゲージを拾いに行った所衝撃の光景が…。
これらは恐らく行き先が間違っているバゲージ達だと思われます。数え切れない位、恐らく数百個は放置してありました。
スーツケースの行き先をいくつか見てみた所バラバラで、ドイツだったりニューヨークだったりオランダだったり…。行き先が見つかったのか、謎の紙が貼られている物もいくつかありました。
なんて恐ろしい‥。イタリアに来る前ヨーロッパでロストバゲージが多発しているという情報を見てはいたのですが、事実なんだなということを言葉では無く心で理解しました。
僕達のスーツケースはちゃんと届いていたので無事出発出来て一安心。
ナポリ国際空港前の警察官達。怒られたくなかったのでこっそりパシャリ。
ナポリ国際空港からナポリ中央駅へのシャトルバス(Alibus)は€5でした。以前は€3だったみたいですが値上がりしてました。ナポリ中央駅までは30分位です。
ホテルにチェックイン
ナポリの宿泊先はスターホテルズ テルミナスにしました。駅からは徒歩1~2分です。部屋の写真は撮り忘れたのですが、結構小綺麗な感じでした。
初老のホテルマンがスーツケース運ぶ運ぶとうるさいので、任せてたらチップを要求されました。
ホテルでスーツケースを運ばれたのはこの旅行で唯一でしたが、これ位自分でやるからチップとか要求しないでほしいですね…。イタリアにはそもそもチップ文化が無いらしいですし。
あとはシャワールームにバスタオルが1枚しかなかったのもちょっとなーって感じでした。それ以外では特に気になった事は無いかな。
ナポリの夜景ツアー
19時からVeltraで車貸切のナポリの夜景3時間観光ツアーを申し込んでいたので、それまでの時間にササッとスーパーへ行き、水などの買い出しを済ませておきました。
ナポリの夜景ツアーはイタリアの伊達男が黒塗りのベンツで、ナポリ市内を観光案内してくれるというもの。今回の全旅程の中で唯一申し込んだツアーです。
以前からナポリの治安についてあまり良くない評判を見ていた事もあり、また滞在時間が短かった事もあり、一気にまとめてパパパッと連れて行ってくれるってのが、自分達のニーズにピッタリだったんですよね。
伊達男は英語かイタリア語でしか会話は出来ませんでしたけど、僕の拙い英語も理解してくれて、また何をしたいかの要望も聞いてくれたりと、とっても親切な方です。
なお「ナポリで何がしたいですか?」って質問を妻に通訳したら、妻の回答は「ジェラート食べたい」で笑っちゃいました。
晩ごはん
まずは市内にある伊達男オススメの50kaloというピッツェリアへ。僕等が入った時はギリギリ空席がありましたが、店を出た後は列が出来ていました。
お店に入る前に伊達男にオススメを確認したところ、マルゲリータとフリット(ピザを揚げたもの)が美味しいよとのこと。
へぇ~!いいね!じゃあそれを頼んでみようかな!!
ドン!
ドドン!
ちょっとこれ、でかすぎませんかね…。
マルゲリータは美味しかったです。妻はマルコ・ポーロ空港の方がチーズが好みで美味しかったみたいですが、僕はトマトが濃厚でこっちの方が美味しいと感じました。この辺は好みですかね~。
フリットは中に細切れのベーコン、複数のチーズが入っているもので、味自体は美味しいんですけど、油に油を重ねた様な食べ物があまりにも重たすぎて気持ち悪くなってしまい、完食出来ませんでした…。
お値段はピザ2つコーラ2つで€25(3509円)。このお店はかなりリーズナブルでした。
ナポリ市内観光
その後は海岸や卵城、ナポリの西側のサンセットが見えるビューポイントなどへ連れて行って貰いました。
海岸からの景色はヴェスビオ火山が映えて夕景がとても綺麗です。
海から見たポジリポの丘側は、丘に後光が差しているみたいでこれもまた綺麗。
丘から見た景色も本当に美しい。
西側のサンセットもとても綺麗でした。伊達男曰く、この辺にリゾート地を開発しようとしてるけどお金が足りないらしいそうです。
「ナポリを見てから死ね」という言葉がありますが、本当にこの美しさは想像以上でした。実はあまりナポリには期待していなかったのですが、その分この旅行で一番心打たれたかも知れません。
いつものやつ
そしてポジリポの丘にあるジェラテリアBilancioneへ連れて行って貰いました。伊達男曰くナポリで一番のジェラテリアだそうです。へぇ~、いいねぇ!
ナポリでチョコレートとピスタチオのジェラートを食べるのは個人的な夢だったので、迷うことなく注文しました。1つ€3.5。
この旅行中、僕はピスタチオとチョコレートのジェラート縛りをしていたのですが、この旅で食べたピスタチオのジェラートの中で、このお店のピスタチオが一番美味しかったです。食べた瞬間、なんとなく黄金の風が吹くのを感じた気がしました。
日が暮れて
その後はヌオーヴォ城へ連れて行って貰いました。
スペイン通りにも連れて行って貰って少しだけ観光。
10時にはちゃんとホテルまで送り届けて頂きました。妻もスゴく楽しんでいて、お礼にチップを渡していました。
やっぱりこういうツアーだとかなり効率よく周れますね。駆け足ですが、時間が足りない時はこういうのに頼るのが一番だと強く感じました。ありがとう伊達男。
まとめ
Ryan Airに乗れた事でこの旅の大きな山場を超える事になりました。
しかしRyan Airは中ボスでしかありません。この旅の真のラスボスは翌日予定しているPCR検査。それが滞りなく受けれて、陰性証明書を受け取る事が何より大切です。それが出来なきゃ帰れません。
いくら保険に入っているからと言ったって、一時的にでも追加で何十万、下手したら航空券代込みで100万円以上払って滞在するのは避けたいですからね…。そんな目に遭ったらせっかくの新婚旅行の思い出が台無しになってしまいます。
ということで、翌日のイタリア旅行7日目はポンペイ観光と、ローマに移動してホテルにチェックインし、PCR検査を受ける予定です。よろしければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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