【新婚旅行】2022年7月イタリア旅行 ポンペイ~ローマ&PCR編

新婚旅行
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こんにちは。DSKです。

2022年7月、妻Matchの強い要望でイタリアへ新婚旅行へ行って参りました。
9泊12日の旅行で全て個人での手配になります。

前日ナポリに着いた僕達は、旅行7日目のポンペイ観光とローマに移動してPCR検査を受けてきました。長かった新婚旅行も終盤に差し掛かってきました。分かっていましたがこの日が一番精神的に大変でした。

旅行の準備についてご興味のある方は旅行準備編①旅行準備編②をご覧ください。

旅の予定

イタリア旅行7日目の旅程になります。実際の旅行では予定を一部変更しています。

7日目 ナポリ~ポンペイ~ローマ
  • 7:30
  • 8:02
    ナポリ・ガリバルディ駅発

    ヴェスビオ周遊鉄道

  • 8:38
    Pompei Scavi駅着
  • 9:00
    ポンペイ遺跡入場
  • 12:20
    ポンペイ観光終了
  • 12:37
    Pompei Scavi駅発

    ヴェスビオ周遊鉄道

  • 13:13
    ナポリ・ガリバルディ駅着
  • 15:20
    ナポリ中央駅発

    .Italo 9948乗車

  • 16:30
    ローマ・テルミニ駅着
  • 16:45
  • 18:00
    PCR検査

ポンペイへ

ポンペイ行きのホーム
ポンペイ行きのホーム

この日は朝からポンペイへ移動の予定です。ホテルを7時半にチェックアウトし、スーツケースを預けてヴェスビオ周遊鉄道へ向かいます。

ヴェスビオ周遊鉄道に乗車

ヴェスビオ周遊鉄道のナポリ・ガリバルディ広場駅は、ナポリ中央駅から3分ほど歩いた所にあります。

日本で例えると、ナポリ中央駅がJR川崎駅で、ナポリ・ガリバルディ広場駅は京急川崎駅みたいな感じの距離感でした。余計に分かりにくかったらすいません笑

切符は改札付近のチケット売り場で「ポンペイ・スカーヴィ」って伝えたら買えました。運賃は一人€2.6でした。

反対側のホームの電車
反対側のホームの電車

向かいのホームに来た電車の車両にビビる奥様。こちらのホームでは普通に煙草を吸ってる方や、北斗の拳に出てきそうなモヒカンの方もいて、なかなかローカルな雰囲気が漂っています。こちらのホームには安定の5分遅れで電車が到着しました。

実際に電車に乗ってみると、普通に座ってる分には治安に不安を感じる様な雰囲気はありませんでした。公共交通機関ではマスク着用義務が解除されていない事もあり、地元民っぽい人でもかなりの割合でマスクしていて、結構皆さん義務は守るんだなぁと当たり前の事に感心したりしていました。

ポンペイに到着

Pompei Scavi駅
駅からマリーナ門までは徒歩3分程度

電車に揺られること40分弱でPOMPEI SCAVI駅へ到着しました。ここから3分程歩くとマリーナ門側の入口に到着します。

マリーナ門入口

僕達は事前にポンペイ公式サイトでチケットを購入・印刷していました(€16)。入場列にそのまま並んで中へと入ります。ポンペイでもチケット購入列は結構な行列が出来ていたので事前購入が確実です。

ポンペイのアプリ(315円)を入れておくとオーディオガイドと同等の事が出来たらしいのですが、知らなかった&モバイルWifiではアプリがダウンロード出来なかった為、仕方なくオーディオガイドをレンタルしました。

オーディオガイドは日本語に対応していて1台€10です。借りる際にパスポートなどを預けて、オーディオガイドを返却する際に返してもらいます。

GetYourGuideではポンペイの入場券とオーディオガイドがセットで事前購入出来ます。日本語で購入出来ますので英語が不安な方でも安心して買えますよね。

また、Veltraにはナポリのホテルからの送迎付き、日本語ガイド付きのポンペイツアーローマ市内からの送迎&日本語ガイド付きのナポリ・ポンペイツアーなど、様々なツアーが用意されています。予算やスケジュールに合ったツアーが組めそうですね。

ポンペイの広さと自分達の知識の無さに気付いて焦る

開場すぐなので人も少なかった事もあり、広場の景色がとても綺麗です

開場直後なので人が全然おらず気持ちいいです。そしてこの時点でやっと、ポンペイってかなり広い場所なんだな…ということに気付いてしまいました。

ポンペイに関する知識は犬の絵を見に行かなきゃいけない(ジョジョで知った)って事だけだった為、
あまりの広大さに危機感を覚えた僕達は、ネットで調べながらその辺で貰った地図にマーキングして経路を決めました。

有名な観光名所と観光ルート例

ポンペイのマップを見ると、ポンペイ遺跡は9つの地区に分類されていて、地区内の観光名所にそれぞれ番号が1から振ってありました。僕達が検索した中でオススメとして名前が挙がっていた名所は以下になります。僕達はマリーナ門から入場したので、その時に周った順番も下の表に追加しておきます。

順番 名称 地区 番号 概要
1 マリーナ門 2 ポンペイスカヴィ駅から遺跡に入るとすぐにある門
2 バジリカ 2 門を過ぎた箇所にある広場
3 フォーラム 6a 広場
4 アポロ神殿 5 ポンペイ遺跡の西側マリーナ門近く
5 ジュピター神殿 8 フォロの北寄りにある四角い台座の上に残っているのは柱と土塀
6 凱旋門 9 ポンペイの凱旋門
7 フォロの浴場 10 装飾が凄い浴場
8 フォルトゥナ・アウグスタ神殿 11 フォロの近くにあるこじんまりとした神殿跡
9 悲劇詩人の家 4 犬の絵
10 秘儀荘 19 ポンペイ遺跡の中ではぽつんと離れているが、見どころは多い
11 ベーカリー 20 パン屋さん
12 スタビアーネの浴場 16 紀元前2世紀の公衆浴場で、アーチ形の天井が完全に残っており、スタッコ仕上げのレリーフも見られる
13 娼婦の館 17 売春宿
14 大劇場 10 数千人は入れそうな馬蹄型の劇場
15 円形闘技場 5 ポンペイ遺跡の中でも大きな施設

秘儀荘と円形闘技場だけは距離がありますが、それ以外はわりと近い地域に密集しているので、ここに挙がっている観光名所と、歩きながら気になった所をちょいちょい見て周るのは3時間程度あれば足りました。

一点注意が必要なのは地区Ⅶ17番の娼婦の館で、地図上だと娼婦の館→スタビアーネの浴場と周れそうに見えますが、僕達がポンペイに行った時は娼婦の館の北側は通行出来なくなっており、入口からの列は南側に伸びている為、南側までぐるっと周ってこないと見学出来ない様な状態になっていました。

ですので、地区Ⅶ16番のスタビアーネの浴場を見た後に娼婦の館に向かう形になりました。

悲劇詩人の家

ルートが決まったので進みます。悲劇詩人の家を楽しみ過ぎて足取りも軽やかです。

有名な犬の絵

これがあの犬の絵!

ジョジョの奇妙な冒険では、マフィアのボスがここにキーアイテムを隠しているのですが、何故連日観光客が大量に来る名所に大切な物を隠していたのか。謎ですね…。

「鍵」を拾った人

鍵を拾ったジョルノのジョジョ立ちをしてみたのですが、なにやってんだこいつ的な目でジロジロ見られてしまいました…。みんなジョジョを読んでくれー!

円形闘技場

この写真からも分かる通りこの日は雲一つ無い晴天でした。イタリア滞在中大体こんな天気の日ばっかりだったんですが、ポンペイは日光を遮る物が全く存在しない為深刻に暑かったです。生命の危険を感じるレベルでキツかった…。

ネッククーラーの意味を全く感じられない位で、ほぼ熱射病になりかけていた為、頑張って色々見て周ったはずなのにあまり覚えていません。

今年のヨーロッパは異常に暑かったそうですが、日本の夏とは違う感じでヤバかったです…。

ナポリへ戻ろう

ナポリ方面のホーム

ポンペイの見所を見終えてナポリへの電車に乗ろうとした所、1分早く行ってしまいました。20分後に来た次の電車は安定の5分遅れ。どんだけマイペースなんだよと笑ってました。

帰りの電車内ではバイオリンを演奏してチップ稼いでる人がいました。最初は誰かがラジカセで曲でも聞いているのかと思ったのですが、バイオリンを演奏しながらどんどん車両内を移動しているんです。

日本じゃ考えられないというか、今までの人生でこんな場面見たことなかったです。なんでもありだなこの国…と笑ってしまいました。

ナポリでお昼ごはん

謎のアルミ。言われるまで白鳥だと気付かなかった僕。

15時30分ナポリ発の.Italoに乗ってローマに行く予定で1時間程度余裕があったので、ナポリに戻った後ちょっと遅めのランチを食べる事にしました。

奥様にお店を探して貰って行ったお店は駅付近のAttanasio – ristorante & pizzeria

ヴェネツィアの海鮮にハズレがなかった事から、海の近いナポリもまた海鮮に間違いは無いだろうと予想し、シーフードのパスタとシーフードのピザを頼んでみました。

ムール貝の中にパスタが入ってる食べ物

謎のアルミを持ってきてくれたので、開けたら中身はシーフードパスタでした。とんでもない量のムール貝の中にパスタが埋まってるタイプ。こんなのもあるんですね。

とんでもない量のシーフードを乗せたピザ

ピザの方もとんでもない量のムール貝&アサリ。貝の中にあるピザ。タコも美味しい。パスタもピザも個人的にはこの旅で一番美味しかったです。海鮮の出汁がたっぷり出ていて最高でした。今思い出してもヨダレズビッ!ってなりますね。

これを食べたらイタリアの料理が美味しくないだなんてもう言えないなーなんて思いました。€41(5784円)

ナポリ中央駅周辺がキケンと言われる理由を垣間見た

ナポリ中央駅構内や大通りには警察だけでなく軍人も結構いるので、言われている程危険な感じがしませんでしたが、このお店を探している時に道に迷って一本裏道に入ってしまったところ、全く人が歩いておらず、これ以上歩きたくないって思わされる雰囲気が漂っていました。

駅周辺が危険だと言われてる理由をなんとなく察した気がしました。

いざローマへ

食後はホテルでスーツケースを受け取り駅へ向かいます。この後の予定は以下の通り。

ナポリ~ローマへ移動し、PCRを受けるまでの予定
  • 15:20
    ナポリ中央駅発

    .Italo 9948乗車

  • 16:30
    ローマ・テルミニ駅着
  • 16:45

    17時までしか受付に人がいないらしい

  • 18:00
    PCR

カツカツのスケジュール。

まさかここで.Italoが15分遅れる事になるとはね…。.Italoの予約を一本早くしておくべきだったと後悔しました。

マズイ…。「アーモイタリア」のPCR検査担当の方にメールを送り、遅刻する旨を伝えると

アーモイタリア
アーモイタリア

18時55分まででしたら
時間は問題無いですよ~

ただローマではタクシーが
ストライキしている
ので
公共交通機関で来てくださいね

とのお返事を頂きました。本当にありがたかったです。でもまたストライキかよ…いつもストライキしてるなイタリアの人達。

PCRについては間に合いそうですが、17時のホテル受付には間に合いそうにありません。どうするどうなる?気が気じゃあないままローマに向かう僕達でした。

ローマに到着

UnsplashDan Vが撮影した写真

結局.Italoは更に遅れてローマに着いたのは定刻より25分遅れでした。大慌てでホテルに向かいます。

ホテルにチェックイン

この日のホテルはヴィミナーレ ビュー ホテル

チェックインが遅い事と、翌日朝から一日中外出する予定だった為、比較的安価で口コミの良いこちらのホテルにしました。テルミニ駅からは徒歩10分程度。

このホテルは看板が小さいので、入口がちょっと分かりづらいです。

看板はホテル・ドリカ

ヴィミナーレビューホテルの場所にはホテル・ドリカという看板がありました。

入口右手にもホテルドリカという看板

入口の右手にもホテルドリカという看板があります。

入口左手にはヴィミナーレビューホテルの看板

入口左手にはヴィミナーレビューホテルの看板がありました。分かり辛っ!

かなりレトロなエレベーターで3階に行きます。

あまり見ないタイプのエレベーター

17時を10分位過ぎていましたし、イタリア人が残業なんかするわけないよな…と、17時以降のチェックイン手順を確認しながら3階に行くと、なんとフロントに人がいるじゃあないですか。

ラッキーな事にこの日はたまたま21時までフロントに人がいる日だったそうです。助かったー!

フロントのおじいさんはとっても優しい人の良さそうな方で、ローマの地図をくれて「ここからコロッセオまでは歩いて10分くらいだよ」「バチカンにはこうやって行ってね」と、色々と説明してくれました。

時間が無くて焦っていたのでホテルの部屋も写真を撮り忘れたのですが、ホテルのWifiパスワードから恐らく2016年頃に改装したばかりなのか、部屋も設備もとても綺麗なホテルでした。口コミがいいのも頷ける。

部屋のサイズはビジネスホテル位でしたが、荷物置くのと寝るのにしか使わないので広さは気にしませんでした。

PCR検査を受けに行く

PCR検査を受けた場所(google map)

チェックインして荷物を置いたら速攻でホテルを出てData Medicaという医療機関へ向かいました。

タクシーが使えないのでバスチケットをタバッキで買おうと辺り見渡したのですが、見渡す限りどこにもなかったのと、Google Mapで見る限りバスで行っても歩いていっても時間的に大きな差が無さそうだったので徒歩で向かう事にしました。

トレビの泉を通過

急いでいる割にはトレビの泉を通り過ぎたので写真を撮ってみたり。

最高裁判所

最高裁判所があったので写真撮ってみたり。

マイペース夫婦全開でした。※ちゃんと本気で急いでました。

PCR検査完了

Data Medicaに到着したのは18時15分頃でした。アーモイタリアさんの担当者さんが待っていてくださって、慣れた感じで手続きをしてくださいました。

Data Medicaへの支払いは二人分で€120。検査自体は一瞬で、到着から検査終了までで15分程度でした。アーモイタリアさんの担当者さんに謝礼の二人分€115をお渡しして終了。

2022/09/08からワクチン3回接種者は必要が無くなりますが、散々調べた結果アーモイタリアさんのPCR検査費用は他と比べても破格でした。(検査費込で二人分€235)

有名な旅行会社では二人分で安くて€450。下手したら€600とかもありました。

なんとか乗り切った

この旅行で一番の過密スケジュールを無事乗り切った為、解放感が凄かったです笑

午前中のポンペイの影響もあって、この時点で完全に熱中症の症状が出ていましたが、せっかくここまで来たんだし無理の無い範囲で見て帰る事にしました。

まずはギリギリ入れるかなー?って事でパンテオンに向かいます。

パンテオン

が、無理でした。5分遅かった…。パンテオン前で写真を撮って良しとしました。

像の真似をさせられるおじさん

続いてナヴォーナ広場に寄っていきます。高そうなレストランがいっぱい。

テベレ川とサン・ピエトロ大聖堂が見えます

橋を渡ってサンタンジェロ城に向かいます。

夕焼けに染まるサンタンジェロ城

夕焼けに染まるサンタンジェロ城。

サン・ピエトロ大聖堂が見えます

遠目に見えるサン・ピエトロ大聖堂。

バチカンのネタバレされたと言いながらふらふらと吸い込まれる様にサン・ピエトロ大聖堂に向かっていく妻Match。可愛い(惚気)。

晩ごはん

バチカン近くのジェラテリア

妻のいつものが出たので(6回目)、その後は近くのジェラテリアに向かいました。この日は疲れ果てていた事もあってこれを夕食にしました。

僕のは当然チョコレートとピスタチオ

PCRが終わり、旅も無事最終目的地に来た事にジェラートで乾杯です。

自分で言うのもアレですが、妻の要望を可能な限りすべて(無理矢理)詰め込んだこの旅行。計画上は周れる予定ではあったものの、本当に不安ばっかりでした。

ピサには行けなかったけど、ここまで大きなトラブルも無くこれた事には万感の思いでした。

帰って寝る

謎のカモメ

食後は結局歩いてホテルまで帰る事にしました。

街中に突如現れる謎の遺跡

ローマはそこいら中に遺跡がありますね。

ヴェネツィア広場

ヴェネツィア広場などを通り、観光しながら帰りました。

まとめ

無事PCR検査を受け、結果待ちとは言え帰国が見えてきました。

検査結果は翌日の12時頃にダウンロード出来る様になるそうです。無症状で感染している可能性もあるので、陰性証明を貰うまでは気が気じゃあありません…。

翌日のイタリア旅行8日目の予定はバチカン市国の観光、この旅行で一番楽しみなホテルへのチェックインと、カラカラ広場でのオペラ鑑賞になります。よろしければご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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