こんにちは。DSKです。
2022年7月、妻Matchの強い要望でイタリアへ新婚旅行へ行って参りました。
9泊12日の旅行で全て個人での手配になります。
前日ローマに着いた僕達は、旅行8日目の予定はバチカン市国の観光、この旅行で一番楽しみなホテルへのチェックインと、カラカラ浴場でのオペラ鑑賞になります。長かった新婚旅行もあと2日。前日受けたPCR検査の結果をヒヤヒヤしながら待つ1日を過ごす事になりました。
旅行の準備についてご興味のある方は旅行準備編①、旅行準備編②をご覧ください。
旅の予定
イタリア旅行8日目の旅程になります。
- 7:15ヴィミナーレ ビュー ホテル チェックアウト
- 8:00サン・ピエトロ大聖堂
- 11:00バチカン美術館
- 16:00
- 21:00オペラ in カラカラ広場 『カルメン』
バチカンへ
ローマ2日目は朝からバチカン市国へ行く予定です。
朝7時頃にチェックアウトし、フロントで荷物を預かってもらって、地下鉄で一路バチカンへ向かいます。駅に着いた辺りでパスポートをスーツケースにしまってきた事に気付きホテルに戻った為、20分位時間をロスしてしまいました…。
レプッブリカ駅からは地下鉄で15分足らずでバチカン市国の最寄りであるオッタヴィアーノ駅に着きます。サン・ピエトロ大聖堂までは徒歩7分くらい。
サン・ピエトロ大聖堂へ
まずはサン・ピエトロ大聖堂に向かいます。
朝8時頃には着いたので殆ど並ばずに中に入れました。サン・ピエトロ大聖堂への入場料は無料です。さすがキリスト教の総本山。
とりあえずトイレへ。
妻を待ちながらなんとなく撮ってしまったバチカンのクローク。
バチカンのトイレは割と綺麗でした。(イタリアではトップクラス、日本では並クラス)
サン・ピエトロ大聖堂の屋上に行ってみる
そのままサン・ピエトロ大聖堂の屋上へ向かいます。僕達は迷うことなくエレベーターを選択しました。
エレベーターを降りた後
エレベーターを降りたらここからは全員階段になります。階段で登ってきた人達は既にハーハー言ってました。
サン・ピエトロ大聖堂内部を見下ろしながら進んでいきます。
フィレンツェやミラノのドゥオモも装飾や絵がスゴかったですが、バチカンは更にスゴいですね。豪華さのランクが違う感じ。さすがキリスト教の総本山。
狭い上に斜めになってる通路を通っていきます。
みんなマスクしないでハァハァ言ってて、感染リスクという面では怖いっちゃ怖いです。が、僕達はPCRを受けた後ですし、陰性証明さえ貰えれば最悪感染しても帰れるよなーとか考えちゃいました。
クーポラに辿り着いた頃にはへとへとでした。
屋上から見えるサン・ピエトロ広場とローマ市街は圧巻です。360度ローマ市内の景色を楽しむことが出来ます。
お土産屋さんに寄ってみる
地上に降りるエレベーター乗り場まで下ってくると、お土産屋さんがありました。せっかくサン・ピエトロ大聖堂まで来たので何か買っていこうよと話して買ったのがこれです。
不妊治療中の身なので、なんともご利益がありそうなお土産を選んでみました。
これのお陰もあるかもしれないので、もしサン・ピエトロ大聖堂がいらっしゃったら買ってみてはいかがでしょう?笑
サン・ピエトロ大聖堂の内部を見学
そんなこんなで下に降りたら、今度はサン・ピエトロ大聖堂内部を見学します。
荘厳。そして本当に大きいです。サン・ピエトロ大聖堂の見学はクーポラと内部を合わせて2時間程度かかりました。旅程を組む際の参考になれば幸いです。
お昼ごはん
大聖堂を見終わった後はバチカン美術館へ行く前に早めのランチを食べました。
バチカン美術館は本気で見学すると何日もかかる規模の美術館だそうなので、腹ごしらえをしておかないと倒れちゃいそうです。
選べるほどやってる店が無かったので、近場の適当なお店で適当に注文しました。
僕は適当にピザを注文しました。
妻はなにか色々乗ってるプレートを頼んでいました。
味の感想はあんまり覚えていないので特にありません。€31.4(4461円)でした。
美味しい!ってことはなかったと思います。
バチカン美術館へ入館
バチカン美術館は公式サイトが売り切れだったので、僕達はGetYourGuideで11時の時間指定チケットを購入しました。
ここも日本でバウチャーを印刷していった為、全く並ばずに入れました。バチカン美術館のチケット待ち行列は50~100mは続いていたんじゃあないかな…。
毎度思うのですが何故観光施設の予約をしないで1時間とか並ぶのかよく分かりません。時間に対する感覚が違うのはあるとは思いますが、入場券を買う為に並ぶのは楽しくはないでしょうし…。
まあ全員が全員予約する様になって入場券が買えなくなっても困るので、今現地で並ぶ勢はそのまま並ぶ勢のままでいて貰って構わないんですけどね…笑
バチカン美術館を見て回る
バチカン美術館は展示品の種類の多さや広さは、今回の旅行中に見た中美術館の中では一番だったんじゃあないかなと思います。エジプトのミイラがあるのは予想していませんでした。
ただ置いてある絵や彫刻で面白いなーと感じたのはフィレンツェのウフィツィ美術館だったかなー。これはなんというか、完全に好みの問題だとは思いますけどね。
バチカン美術館は本当にめちゃくちゃ混んでました。
この日も例によって尋常じゃない程暑い一日で、美術館館内も暑くて暑くて、しかもとにかく広くて歩き回る事になるため、展示物じゃなくて扇風機や冷房の前にずっと立っていたいと思う程です。
美術館内でのマスク着用義務は撤廃されていたので多くの人はノーマスクです。義務じゃないならしない人が多くなるのは当然だと思います。ただこの状況でのノーマスクは日本の感覚ですと、かなり感染リスクが高いでしょうね。
帰国72時間PCR検査が不要になるのでもうあまり心配する必要はありませんが、ワクチンを3回接種していない方は陰性証明が必要である事は変わらない為、そういった方はバチカン美術館に行くタイミングは気を付けた方が良いのかなとは感じました。
この日の12時頃までにPCRの結果がアップロードされると聞いていた為、11時~12時過ぎ頃まではソワソワしちゃって鑑賞どころじゃあありませんでした。11時頃から何度も何度も検査結果のダウンロードページを見に行ってましたし…。
無事陰性の結果を取得した時の解放感、達成感、安堵感は凄かったです。これで後は残りの旅程を消化するだけだー!って気持ちでした笑
こちらの陰性証明はホテルのフロントでお願いしてプリントアウトしてもらいました。
システィーナ礼拝堂を鑑賞
システィーナ礼拝堂の中は写真撮影禁止です。
妻が写真を撮ろうとしたら、「Madam, No Photo Please.」とマイクで言われて恥ずかしそうに戻ってきていました。可愛い(惚気)
妻は最後の審判とシスティーナ礼拝堂天井画をスゴく楽しみにしていたらしいのですが、うっかり天井画を見逃してしまったとのこと。しかもそれを知ったのは美術館の出口付近。
恐らくもう当分、なんなら一生バチカン美術館には来ないかもしれません。後悔させたくなかったのでもう一周出来るルートを探し、1日で2回のシスティーナ礼拝堂鑑賞をしました。二回目はしっかり天井画を見ていたのでこれで安心です笑
2周目のシスティーナ礼拝堂鑑賞で思い残す事が無くなったそうなので、バチカン美術館を後にしました。
バチカン美術館の所要時間は4時間程度でした。
ローマパスを買いに行く
バチカン美術館を出た後、地下鉄の駅でローマパスを購入しました。
ローマパスとは、ローマ市内の地下鉄及びバスが乗り放題&コロッセオを含む多くの観光施設に関して、1施設目は無料(72時間パスの場合は2施設目まで無料)、それ以降も割引が受けられるというお得な観光パスになります。
- 48時間パス:€32
- 72時間パス:€52
僕達は翌日コロッセオの観光予定があった事と、購入以降帰国するまで市内を移動する際に利用する予定だった為、このタイミングで48時間のパスを買いました。
窓口にいた駅員が超不機嫌で、挨拶しただけで「はぁ?!なんか用?」といった感じでキレ気味に対応され、こっちもかなりカチンと来たのですが、揉めても面倒だしどうせ言いたい事も伝えられないので、さっさとローマパスを売って貰ってその場を去りました。
イタリアに来てから店員に不機嫌そうに接客されるのは日常茶飯事だったので慣れてきていましたが、Ciao!って挨拶してキレられたのは初めてだったので、さすがに頭に来ましたね…。
この旅行最後のホテルへチェックイン
早速ローマパスを使用して地下鉄に乗り、荷物を回収しにホテルへと戻ります。
途中で近くのサンタ・マリア・マッジョーレ教会を見に行くったのですが、営業してなさそうな雰囲気でした。残念。ということで、荷物を拾って次の宿に向かいます。
Royal Suite Trinità dei Montiにチェックイン
イタリア最後の宿はどうしても泊まてみたかったホテル、royal suite trinità dei monti(公式サイト)のジュニアスイート(バルコニー付き)のお部屋です。
口コミと宿泊した感想
せっかくのハネムーンなので、1箇所位思いっきりハネムーンっぽい所に泊まりたいなと思っていたのですが、ここは本当にイメージにぴったりな場所でした。
場所はスペイン広場の階段中腹にあり、テラスからスペイン階段を見下ろす事が出来るというロケーション。ホテルの内装もテラスもとてもオシャレで可愛くまとまっています。
口コミも物凄く良くて、トリップアドバイザーでは「このホテルに泊まって以降他のホテルには泊まれない(自動翻訳)」みたいな、いやいやそれはさすがに盛ってるでしょみたいな絶賛コメントもありました。
が、実際泊まってみた所、そのコメントが大袈裟過ぎるという事もないと感じましたね。(勿論外人さんなので表現が過剰なのはあるとは思いますが笑)
もしハネムーンでイタリア・ローマに行かれる方がいたら迷わずオススメする位には良いホテルだったと思います。
お部屋はこんな感じ
広さに関しては普通だと思います。
ティーカップも可愛いんですが、ケトルは結構重たかったです。
ベランダからの景色。スペイン広場の階段が眼下にあり、ベランダでのんびりしていると階段を登ってくる人達が不思議そうに見てきます。
プライベートテラス以外にもミニバーのテラスがあります。こちらは自由に使って良いみたいでした。食事はしちゃいけないルールだそうです。
早速ベランダでお茶を飲んでみる
紅茶を飲む上級国民プレイ。本当に優雅でした。
このホテルに泊まる事が特別な思い出になるといいなと期待していましたが、妻も大喜びでしたし、ここに宿泊して本当によかったなと思っています。
近場を観光
その後はスペイン広場やトレヴィの泉など近場の名所を観光に行きました。
トレヴィの泉へのコインの投げ方は、泉に背中を向けた状態で右手でコインを持って、左肩越しに投げる感じだそうです。
今はスペイン広場でジェラートを食べるのも階段に座るのもダメらしいので、ローマの休日の王女様は現在だと二重でアウトになりますね…。
近くには警察や軍人もいて、座ってる人やジェラートを食べるなとか注意していましたが、午前中ならともかく人が増えてくる午後以降だと全然制御出来ていない感じはしていました。
あれだけ有名な映画ですし、せっかくローマまで来たのなら座ってジェラート食べてみたい気持ちは分からないこともありませんしね。
夜はカラカラ浴場でオペラ鑑賞
部屋に戻って休憩し、20時頃カラカラ浴場への移動を開始しました。スペイン広場駅から地下鉄に乗って、テルミニでもう1本の地下鉄に乗り換えて数駅の移動です。
人生で初めてのオペラ鑑賞はカラカラ浴場で挑む事になりました。21時開演で題目はカルメンです。
辺りには気合の入った服装の人々が結構います。オペラ鑑賞に挑む時のテンションがよく分からないな…。
チケットはこちらのサイトで買いました。一番安い席だったので一人€25です。
一番安い席だったのでもっと遠いかなーと思っていましたが、普通に見れる席でした。
こちらの写真はカルメンの第二部中の写真です。遺跡もピンクに染まっています。
途中で撤収
三部構成で最後まで見てると1時頃までかかりそうだったので、僕達は二部が終わった23時過ぎに帰ることにしました。初めてのオペラは知ってる曲も結構あって、雰囲気も味わえたので楽しかったです。
字幕モニターに英語字幕が出ていたのですけれど、座席の位置が悪くて一部が読めなかった事もあり、細かい話の展開にはついていけませんでした。
個人的にはカルメンみたいな女は心底大っ嫌いなので、ホセとの恋が成就した二部で帰ったのは、めでたしめでたしで終われたからむしろ良かったんじゃないかな。
オペラに気が向いていたので帰るまであまり気にしていなかったのですが、カラカラ浴場の遺跡ってかなり大きいですよね。これのどの辺がどう浴場だったのか全く想像が出来ません。小さめのウォータースライダーとか設置出来る高さじゃあないか…。
カラカラオペラの客席を舞台裏から見るとこんな感じでした。
まとめ
陰性証明を発行して貰った為、帰国出来る事が確定しました。ヤッターー!!
もうこの時点で僕はもうほぼ抜け殻みたいになっていました笑
翌日のイタリア旅行9日目、「目的地はローマ!コロッセオ!」と周辺の名所観光から10日目の帰国までを一気に次の記事にまとめました。よろしければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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